こんにちは!兵庫・大阪エリアでシャッター修理・交換を行っている『(株)若松シャッター』代表の若松です。今回は【シャッターが斜めに下がる症状】について、17年の現場経験から分かりやすく解説します。
結論から言うと、シャッターが斜めに下がるときに疑う原因は3つです。①ガイドレールの溝幅が狭くなって片側の通りが悪くなっている、②スラット(シャッターの板)や吊り元(いちばん上のスラットとシャフトをつなぐ部分)が変形している、③手動やスプリング併用型で片側のスプリングが切れている。この3つを絞り込む手がかりになるのが、いつから傾いたか・どちら側が下がるか・レールの下のほうに当たった跡がないか、という3点です。そして、傾いたまま何度も上げ下げすることだけは、どの原因であってもおすすめできません。
お客様
閉めたら、シャッターの片側だけが浮いたままなんです。もう一度上げて、閉め直したほうがいいですか?
若松代表
閉め直すのは、待ってください。傾いたまま上げ下げすると、引っかかっている所に力がかかって、傷む範囲が広がります。
「床まで下ろしたのに、右の端だけ指が入るくらい浮いている」「先週まで何ともなかったのに、今朝いきなり片側だけ持ち上がらなくなった」——大阪市此花区でも、こうしたご相談をいただきます。傾いて見えるというのは、見た目の問題だけではありません。それまで左右で釣り合っていたものが釣り合わなくなり、片側だけに余分な負担がかかっている状態です。この記事では、まずご自宅・お店のシャッターが本当に斜め下がりなのかを見分けるところから、原因、ご自分で安全にできる範囲、修理の中身までを順にお話ししていきますね。
お電話(072-710-5472)、もしくは💬 LINEで無料相談から、お気軽にどうぞ。現地調査とお見積りは無料で、私が直接伺います。
シャッターが斜めに下がるとはどんな状態か
お客様
シャッターが傾いて見えるんですが、どこが悪いのか見当がつきません。
若松代表
傾いたのは、ある日急にですか?それとも、気がついたら少しずつですか?
お客様
数日前から、急に傾くようになりました。それまでは普通に閉まっていたんです。
若松代表
それなら、片側のスプリングが切れていないかを先に疑います。ケースは開けずに、左右どちらの端が浮いているかだけ見ておいてください。
はじめに、いま起きていることが「斜め下がり」なのかどうかを整理しておきましょう。よく似て見えるのに、原因も直し方も別、という症状がいくつかあるためです。
閉めきったときに、片側だけ隙間が残っていませんか
すでに閉まっている場合は、そのまま動かさず、床と座板(ざいた=いちばん下の板)の間を外から見てください。片側だけに三角形の隙間が残っていれば、斜め下がりの手がかりになります。確認のために閉め直したり、シャッターの下へ入ったりする必要はありません。隙間が2〜3センチでも、左右の下がり方に差が出ているという点では同じことが起きています。
下ろしている途中から傾きが目立ってくる、上げるときに片側だけ何かに乗り上げるような手ごたえがある、というのも同じ症状のあらわれ方です。道具はいりませんので、まずは床のラインと見比べてみてください。
「横ずれ」「はみ出し」とは別の症状です
お電話でご相談いただくときに混ざりやすいのが、次の3つです。名前が似ていなくても、お客様から見た「なんだかまっすぐでない」という印象は共通しているためです。
- 斜め下がり=下ろしたときに左右の高さがそろわない症状。この記事でお話ししているのはこれです。
- 横ずれ=スラットが左右のどちらかへ少しずつ寄っていく症状。開け閉めの振動や風によって起こるもので、構造上ある程度は避けられません。
- はみ出し=スラットが手前側にせり出してくる症状。横ずれが進んだ先に起こるものではなく、まったく別の症状です。
見分けがつかないままご相談いただいても、まったく問題ありません。現地で見せていただければこちらで区別できますので、「まっすぐ閉まらない」というところまでで大丈夫です。
シャッターが斜めに下がる主な原因
考えられるのは、次の3つです。どれに当たるかによって、作業する場所も工事の規模も変わってきます。
原因1|ガイドレールの溝幅が狭くなっている
シャッターの左右にあるガイドレールには溝が切ってあり、スラットの端がその溝の中を上下しています。この溝幅が狭くなると、狭くなった側だけスラットの進みが渋くなり、左右で下りる速さに差がついて傾きます。
ここで誤解されやすい点をひとつ。「レール自体がゆがんだのでは」とおっしゃる方もいらっしゃいますが、レールは建物側にしっかり留まっている部材ですので、全体が大きくゆがむということはあまりありません。
狭くなる原因は、物理的な衝撃です。車の角が当たった、台車や資材の端をぶつけた、強風で飛ばされた物が当たった。そうした一度きりの接触で溝の入り口の形が変わり、そこから症状が始まります。ホコリやサビが少しずつ溜まって狭くなる、という進み方ではありません。
ですから「何かをぶつけた心当たりがあるか」は、原因を絞るうえで大きな材料になります。ご自分に覚えがなくても、ご家族や一緒に建物を使っている方に一度聞いてみていただけると、話が早く進みます。
原因2|スラット・吊り元の変形
レール側ではなく、スラットや吊り元(いちばん上のスラットとシャフトをつなぐ部分)が変わっている場合もあります。何かが当たって1枚が曲がる、端が浮き上がる。こうした変形で左右の巻き径(シャフトに巻き取られる太さ)が変わると、斜めになります。片側のバネ切れ以外では、まずスラットの変形、次に吊り元の変形を確かめます。曲がった1枚はレールを通るたびに引っかかり、そこで動きに偏りも出ます。吊り元はケースの中にありますので、確かめるのは伺ったときに私が行います。
やっかいなのは、原因が1枚でも、影響はそこで止まらないことです。毎回同じ場所で引っかかるということは、毎回同じ場所に力がかかるということですので、隣り合うスラットや、レールの溝の同じ高さにも負担が回っていきます。「1枚だけだから」と思える段階で見ておきたい症状です。
原因3|片側のスプリングが切れている(手動・スプリング併用型)
手動シャッターと、バネの力も併用するタイプの電動シャッターでは、上部のケースに収まっているシャフト(巻取り軸)の中に、左右一対の強力なスプリングが入っています。重いシャッターを人の腕で上げられるのは、この左右2本が重さを分け合って支えてくれているからです。
片方が切れると、その側だけ支える力が急になくなります。そのため「昨日までは普通だったのに、ある朝から片側だけ重く、斜めに閉まるようになった」という、はっきりした変わり方をするのが特徴です。じわじわではなく急に変わった、というお話を伺ったときは、まずこの原因を考えます。原因は基本的に経年劣化です。
なお、モーターの力だけで開閉するタイプの電動シャッターには、このスプリングが入っていません。そうした機種で傾きが出る場合は、ガイドレールやスラットなど、別の箇所を確かめて原因を判断します。同じ「斜め」でも、機種によって見る場所が変わる、ということですね。
スプリングまわりは、強い張力がかかったままになっている部分です。ご自分で触ることは絶対に避けてください。理由は次の章でお伝えします。
ご自分で安全にできる確認と、触ってはいけない場所
お客様
自分で見ていいところと、触ってはいけないところを教えてください。
若松代表
いまの傾き具合やレールの傷を、見て確かめるところまでは大丈夫です。直そうとして手を出すのは、控えてくださいね。
お客様
バネが切れているか、上の箱を開けて自分でのぞいてもいいですか?
若松代表
ケースは開けないでください。脚立の上の作業になりますし、中のスプリングには強い張力がかかったままです。切れているかどうかは、伺ったときに私が確かめます。
正直に申し上げると、斜め下がりはご自分で直せる症状ではありません。ただ、症状を見極めるところまでは安全に行っていただけますし、それが分かっているだけで、伺ったときの話の進み方がまるで違ってきます。
確認していただきたいのは、この3点です
- いつから傾いたか——「ある日を境に急に」なのか「気がついたら少しずつ」なのか。ある日急に片側だけ重くなった場合は、スプリング切れが手がかりになります。ただし、物をぶつけてレールやスラットが変形した場合も、急に傾くことがあります。変化した時期だけでなく、重さの変化と、ぶつけた心当たりをあわせてお伝えください。
- どちら側が下がるか——外から見て左右のどちらが低いか。途中から傾き出した場合は、そのときの様子を覚えている範囲でお伝えください。確認のために動かし直す必要はありません。
- ぶつけた跡がないか——左右のレール、とくに床に近い部分を目で追ってください。へこみ、こすれた線、塗装のはがれ。小さなものでかまいません。
お電話やLINEでこの3点をお伝えいただけると、伺う前に持っていく物の見当がつきます。スマートフォンで隙間の写真を1枚撮っていただけると、さらに確かです。
いちばんの応急対応は「それ以上動かさないこと」
引っかかっている場所に力をかけて何度も往復させると、スラットの変形が進み、溝の変形も広がって、傷む範囲が確実に広がります。「動かしているうちに直るかもしれない」という方向には、まず進みません。
防犯上どうしても閉めておきたい場合も、傾いたまま動かしたり押さえつけたりせず、その事情をお電話・LINEでお伝えください。傾いたまま何度も上げ下げすること、これだけは避けていただきたいと思います。
触らないでいただきたい場所
- 上部のケース内・巻取り軸とスプリングまわり——強い張力がかかったままの機構です。金具をゆるめたり部品を動かしたりすると、その力が一気に解放されて、シャッターが急に下がる危険があります。
- 脚立を使う高い場所での作業——上を見上げながらの作業は姿勢が不安定になり、脚立から転落する危険があります。
- ガイドレールを工具でこじる・叩いて広げる——狭くなった溝を力任せに戻そうとすると、変形が広がって元に戻せなくなります。
斜め下がりを放置するとどうなるか
「一応閉まってはいるので、落ち着いたら見てもらおうかと」というお声もいただきます。お気持ちはよく分かるのですが、この症状については、早めに見ておいていただきたいのです。
閉まりきらない隙間は、防犯と雨風の弱点になります
下に隙間が残っている状態は、外から見ても分かります。シャッターは閉まりきってはじめて役目を果たす設備ですので、その一点が欠けているだけで、備えとしての意味がかなり薄れてしまいます。
実際の困りごととしては、防犯のほかに雨と土ぼこりもあります。吹き込んだ雨で床が濡れる、風の強い日に砂が入り込む。ガレージであればお車まわり、倉庫や作業場であれば置いてある資材や在庫のほうが先に傷みます。中に置いているものによっては、こちらのほうが実害として大きい、ということもあるかと思います。
直せる範囲が狭まり、工事が大きくなります
現実的には、こちらのほうが重い問題です。片側に無理がかかった状態で使い続けると、引っかかっている箇所を起点にスラットの変形が広がり、溝の変形も整えるだけでは戻らなくなって、最後はシャッター一式の入れ替えという話になることもあります。
早い段階なら、傷んだ数枚の入れ替えと調整で収まったかもしれない。それが、使い続けたことで大きな工事になってしまう。現場で見てきた流れです。そして傷みの進み方は、日数ではなく開け閉めした回数で決まります。1日に何度も上げ下げしている建物ほど、気づいてから工事までの間に状態が変わりやすい、ということでもあります。
「これは自分では難しそう」と感じられたら、無理をせずご相談ください。
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大阪市此花区で斜め下がりのご相談をいただく背景
大阪市此花区は、北を淀川、南を安治川にはさまれ、西へ向かって大阪湾まで細長く伸びる区です。あくまで当社が伺った範囲での話になりますが、この区でいただく斜め下がりのご相談には、いくつか傾向があるように感じています。
間口や使われ方に合わせて、構造と傷みを確かめます
大阪市此花区では、住まいのガレージのほか、店舗・作業場・倉庫のシャッターも拝見します。間口や種類が違えば構造も異なるため、スプリングを使うタイプかどうかも確かめて原因を判断します。
車や台車が出入りする場所では、レールの床に近い部分に当たった跡がないかを確認します。間口の広さだけで、原因や傾きの程度を決めることはできません。
ガイドレールを自分たちの手で据え付けた経験があるかどうかは、斜め下がりを見るときに生きてきます。斜めになったシャッターを前にしたとき、据えたときの状態を思い浮かべながら「どこが、どのくらい変わったのか」をたどれるからです。
修理の方法と、現地調査から工事までの流れ
どの原因だったかによって、触る場所も工事の規模も変わります。ここでは代表的な2つのパターンに分けてご説明します。
ガイドレール・スラットが原因の場合
まず、溝幅が狭くなっている箇所を特定し、スラットがきちんと通るように整えます。当たった範囲が限られていれば、その部分の修正で収まることもあります。変形しているスラットがある場合は、そのスラットを入れ替えます。
スラットは、いちばん下の座板から順に外していける構造になっています。ですので、傷んでいるのが下のほうであれば、必要な枚数だけの交換で済むことのほうが多いです。逆に、当たった範囲が広い場合や、レールの取り付け部まで影響が及んでいる場合は、レールごとの交換をご提案することになります。ここは実際に見せていただかないと判断できない部分ですので、現地で確認させてください。
片側のスプリングが切れている場合
スプリングだけを単体で入れ替えることは、基本的にありません。スプリングは巻取り軸の中に強い張力をかけた状態でセットされているためです。修理は巻取り軸ごと、新しいバネが組み込まれた新品のシャフトに交換するやり方になります。
シャフトの寸法は1台ごとに違いますので、必ず採寸のうえで手配します。部品の手配が必要になりますから、現地調査の日にその場で終わる工事ではなく、日を改めての施工になります。間口の広いシャッターほど採寸の正確さが重要になりますので、この工程は省きません。
現地調査から工事までの流れ
- お電話またはLINEで、症状といつから傾いたのかをお聞かせください。写真があればより正確にご案内できます。
- 代表が伺い、現地で原因を確認のうえ、その場で内容と概算をご説明します。
- 部品交換が必要な場合は、メーカー確認のうえ正式なお見積りをご提示します。
- ご納得いただいてから工事日を調整し、当社の職人が施工します。
気になる修理費用について
費用は気になるところだと思います。ただ斜め下がりは、原因によって作業の中身がまったく変わる症状です。レールとスラットを整えて収まるのか、巻取り軸ごとの交換になるのかでは、触る場所も手配する部材も別ものになります。シャッターの大きさや種類、設置の状況によっても変わりますので、「この症状ならいくら」と先に一律でお伝えするのは、かえって誤解のもとになってしまいます。現地を見せていただいたうえで、その場で概算をお伝えするようにしています。現地調査・お見積りは無料です。
実際にどんな作業になるのかは、施工事例のページで公開しています。金額も含めてご覧いただけますので、文章でのご説明より、写真と一緒に見ていただくほうが分かりやすいかと思います。
実際の施工事例はこちら:施工事例一覧((株)若松シャッター)
大阪市内での実例:
シャフト(巻取り軸)ごと交換した実例:
スラットまわりの修正実例(斜め下がりとは別の症状ですが、レールとスラットの関係を直す工事としてご参考になります):
片側のスプリング(バネ)が切れて斜めになった手動シャッターの実例(シャフトごと交換):
会社のことをきちんと確かめてから相談したいという方は、対応エリア・実績・会社情報をまとめた(株)若松シャッター 公式トップもご覧ください。どのような者が現場に伺うのかも、ご確認いただけます。
よくあるご質問
Q1. 斜めですが閉まってはいます。急いで直す必要はありますか?
- 早めに見ておかれることをおすすめします。
- 斜め下がりは、片側だけに無理がかかり続けている状態だからです。
- そのまま使うほど傷む範囲が広がり、整えるだけで収まったはずのものが交換になることがあります。
Q2. 自分で直すことはできますか?
- 斜め下がりは、ご自分での修理ができない症状です。
- 安全に行っていただけるのは、いつから・どちら側が・当たった跡はあるか、という症状の見極めまでです。
- 上部のスプリングまわりと、脚立を使う高い場所での作業は、危険ですので触らないでください。
Q3. ぶつけた覚えがないのに斜めになりました。原因は何ですか?
- ある日を境に急に斜めになった場合は、片側のスプリング切れを考えます。
- スプリングの傷みは、主に経年劣化によるものです。
- ご本人に自覚がないだけで、ご家族や配達の方が軽く当てていた、というケースも実際にあります。
Q4. 電動シャッターでも斜めになりますか?
- なります。レールの溝幅の狭まりや、スラット・吊り元の変形は、手動でも電動でも同じように起こります。
- バネの力も併用するタイプの電動シャッターであれば、片側のスプリング切れも原因になります。
- モーターの力だけで開閉するタイプにはスプリングが入っていませんので、その場合は、ガイドレールやスラットなど、別の箇所を確かめて原因を判断します。
Q5. 大阪市此花区のどのあたりまで来てもらえますか?
- 此花区は当社の対応エリアですので、代表が直接伺います。となりの大阪市福島区は日ごろから伺っているエリアです。
- 斜め下がりは見てみないと原因が決められませんので、まずは一度見せていただくところから始めさせてください。現地調査・お見積りは無料です。
まとめ
シャッターが斜めに下がるときに疑う原因は、ガイドレールの溝幅が狭くなっている、スラットや吊り元が変形している、片側のスプリングが切れている、の3つです。ある日急に片側だけ重くなった場合は、スプリング切れが手がかりになります。ただし、物をぶつけてレールやスラットが変形した場合も、急に傾くことがあります。変化した時期だけでなく、重さの変化と、ぶつけた心当たりをあわせてお伝えください。
ご自分で安全にできるのは、いつから傾いたか・どちら側が下がるか・レールの下のほうに当たった跡がないか、という3点の確認までです。そして何より、傾いたまま何度も上げ下げしないこと。これが、直せる範囲を狭めないためのいちばんの応急対応になります。
大阪市此花区でシャッターの傾きが気になっておられましたら、どうぞお気軽にご相談ください。現場には代表が直接伺い、その場で原因と概算をお伝えします。
お客様
いつから傾いたかと、ぶつけた心当たりを伝えればいいんですね。安心しました。
若松代表
現場には、私が直接伺います。まずはお電話かLINEで、お気軽にご相談くださいね。
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