こんにちは!兵庫・大阪全域でシャッター修理・交換を行っている『(株)若松シャッター』代表の若松です。今回は「電動シャッターが動かないときの原因と確認の順番」について、17年の現場経験から分かりやすく解説します。
結論から言うと、電動シャッターが動かなくなる原因は、①押釦(スイッチ)やリモコンなど操作する側、②ブレーカー落ち・停電などの電源側、③制御盤(基板)の不具合、④開閉機(モーター)の力の低下、の4つに整理できます。まずは押釦とリモコンの両方で試し、分電盤のブレーカーを確認し、動かそうとしたときに音がするかどうかを聞いてみてください。それでも動かないときは、無理に手で動かそうとせず点検をご依頼ください。
「昨日まで普通に開いていたのに、今朝はボタンを押しても何も起きない」「ウーンという音はするのに、スラット(シャッターの板)が上がってこない」——出入口が開かないと、その日の予定がまるごと止まってしまいますよね。この記事では、原因を4つに分けたうえで、ご自分で確認していただけること、そして大阪市此花区という土地でどんな出方をしやすいかまで、順番にお伝えします。
「とにかく早く見てほしい」という方は、お電話(072-710-5472)、もしくは💬 LINEで無料相談から、お気軽にどうぞ。症状を伺えば、おおよその見立てをお伝えできます。
電動シャッターが動かなくなる原因は、大きく4つに分かれます
電動シャッターは、操作する側・電気を送る側・指示を出す側・実際に動かす側が、順につながって成り立っています。どこか一箇所が途切れれば動きません。原因を探すときも、この並びに沿って端から見ていくのがいちばん早い方法です。
①押釦(スイッチ)・リモコンなど、操作する側
押釦(スイッチ)は毎日指で押される部品ですので、内部の接点や、壁の中を通る配線の接続部が傷んでくることがあります。押釦では動かないのにリモコンでは動く、あるいはその逆、という場合は、動かない側の操作機器か、その配線が疑わしいということになります。両方とも無反応であれば、操作する側より奥に原因があると考えます。
②ブレーカー落ち・停電などの電源側
意外に多いのが、そもそも電気が来ていないという場合です。分電盤のブレーカーや漏電遮断器が落ちていれば、当然シャッターは動きません。停電で動かないのも故障ではなく、電気で動く設備として当たり前のことです。ただし、停電から復帰したあとも動かない場合は、電源が入り直したときの電流でヒューズが切れていたり、制御盤側が傷んでいたりすることがあり、この場合は点検が必要になります。
③制御盤(基板)の不具合
制御盤は、操作の合図を受けて開閉機に「動け」「止まれ」と指示を出している部分です。ここが傷むと、電気は来ているのに動かない、動いたり動かなかったりする、といった不安定な出方をします。なお電動シャッターには、いまシャッターがどの高さまで来ているかを見るしくみと、モーターにかかる負荷を見るしくみが備わっています。どの部品でどう見ているかはメーカーや型式によって違いますので、ここでは「安全装置」とひとまとめにご説明しますが、この安全装置が働いて動作が止まっている場合もあります。
④開閉機(モーター)の力(トルク)が落ちている
シャッターを開け閉めしている駆動部を開閉機と呼びます。長年使ううちに力(トルク)が落ちてくると、「うなる音はするのに動かない」「動き出しが遅い」といった症状が出るようになります。音がするということは電気は届いているということですので、この場合は開閉機そのもの、あるいは制御盤の側を疑うことになります。交換の目安は、開閉およそ1万回です。耐用回数を超えると警告ブザーが鳴るタイプもあります。
ご自分で確認していただける3つのこと
お電話をいただいたときに、次の3つを教えていただけると、見立てがぐっと早くなります。どれも工具を使わず、その場でできることばかりです。
押釦とリモコンの両方で試す
まず、壁の押釦(スイッチ)とリモコンの両方で操作してみてください。片方だけ反応しないのか、両方とも無反応なのかで、見る場所がはっきり分かれます。リモコンだけが効かないときは、電池を新しいものに替えてもう一度試していただくと、それだけで解決することもあります。
分電盤のブレーカーと、周りの電気を確かめる
分電盤を見て、シャッター用のブレーカーや漏電遮断器が落ちていないかを確認してください。あわせて、同じ建物の照明やコンセントが使えているかも見ていただくと、建物全体の停電なのか、シャッターの回路だけの話なのかが切り分けられます。落ちたブレーカーを上げてもすぐまた落ちる場合は、そこで止めて、それ以上は入れ直さずにご相談ください。
動かそうとしたときの「音」を聞く
操作したときに、まったく無音なのか、「ウーン」とうなる音がするのかは、原因を分ける大きな手がかりです。無音なら電源側や操作側、音がするのに動かないなら開閉機や制御盤の側、というのがおおまかな見方になります。このひと言があるだけで、伺うときに用意しておくものが変わります。
大阪市此花区で「動かない」のご相談が多い背景
古くからの市街地と、あとから造られた湾岸部で、建物の年代が分かれます
大阪市此花区は、北の淀川と南の安治川に挟まれ、西は大阪湾に向かって細長く伸びた区です。西九条・四貫島・伝法・春日出のあたりは古くからの市街地で、住まいと店舗、小さな工場や作業場が細い道沿いに並んでいます。一方、島屋から桜島、北港・舞洲へと続く湾岸側は、造成や埋立てによってあとから広がった土地で、倉庫や物流施設、大きな事業所が並んでいます。
ここが此花区の特徴で、同じ区の中でも建物がつくられた年代がはっきり分かれています。古い市街地側では、長く使われてきた設備そのものの経年が先に出ます。湾岸側の新しい建物では、設備の年数よりも使われ方のほうが効いてきます。ですので当社では、此花区からのご相談ではまず「どのあたりの建物ですか」とお尋ねするようにしています。同じ「動かない」でも、先に疑う場所が変わるからです。
湾岸側は、開け閉めの回数が住まいと桁違いになります
シャッターの傷み方は、年数よりも開け閉めの回数で進みます。住まいのガレージであれば1日に数えるほどですが、荷物の出し入れが続く倉庫や作業場では、朝から夕方まで何度も上げ下げすることになります。同じ年に取り付けたシャッターでも、使われた回数が違えば、まったく別の減り方をします。
先ほどお伝えした開閉およそ1万回という目安に対して、此花区の湾岸側では、「まだそんなに古くないのに動かなくなった」というご相談をいただくことがありますが、多くは建物の古さではなく、回数のほうが先に来ていたというお話です。逆に、古い市街地の店舗や住まいでは、開け閉めの回数が少ないぶん、長く動き続けているものも珍しくありません。
造成・埋立ての土地では、建物側の動きがレールの通りに出ます
此花区の湾岸側は、造成や埋立てによってつくられた土地です。こうした場所では、建物側がごくわずかに動くことがあり、それが出入口の直角のわずかな狂いとして表れることがあります。シャッターは、両側のガイドレールの通りがそろっていて初めてすんなり動く設備ですので、開口部の形が少し変われば、レールの溝幅が狭くなったり、スラットが片側に当たりやすくなったりします。
ここで大事なのは、動きの重さ(引っかかり)が増えた状態のまま毎日動かしていると、そのぶん開閉機に余分な力がかかり続けるという点です。動きが少し重い、以前より遅い、といった前ぶれがしばらく続いたあとで「動かない」に変わる、という順番でご相談をいただくことがよくあります。なお、ほこりやサビが少し付いているだけで、重量のあるシャッターが動かなくなることは基本的にありません。効いてくるのは、溝幅が狭くなる・部材が変形するといった「形の変化」のほうです。
放置するとどうなるか、やらないでいただきたいこと
開閉機が完全に壊れると、手動でも上げられなくなります
電動シャッターで怖いのは、開閉機そのものが完全に壊れてしまう場合です。停電のような一時的なことであれば手動の操作でしのげますが、開閉機が壊れてしまうと、その手動の操作もできなくなります。この段階になると、当社が現場に伺っても、その場でシャッターを開けて差し上げることはできません。開閉機を交換するしか方法がなくなります。
やっかいなのは、これが前ぶれなく突然来ることです。昨日まで普通に動いていたのに、朝いちばんに上げようとしたら何をしても上がらない、という起き方をします。出入口が動線そのものになっている倉庫や作業場では、開かないというだけでその日の段取りが止まります。店舗であれば、閉まったままなら開けられず、開いたままなら戸締りができません。「うなる音がする」「動き出しが遅くなった」という前ぶれの段階で見ておくのが、いちばん損の少ない進め方です。
触らないでいただきたい場所
- 制御盤のふたを開けて中を触ること。電気が来ている場所ですので、感電の危険があります
- 脚立に登ってシャッターケース(上の箱)の中を触ること。転落の危険に加え、部材が落ちてくる危険があります
- 巻取り軸やスプリング(バネ)まわりを触ること。強い力がかかっている部分で、専門の道具や知識のない状態で触ると大変危険です
- 動かないシャッターを、無理にこじ開けたり、力任せに引き上げたりすること。原因が増えるだけになります
「これは自分では難しそう」と感じられたら、無理をせずご相談ください。
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現地調査・お見積もりは無料です。業界歴17年の代表が直接お伺いします。
修理・交換の考え方と、ご相談から工事までの流れ
部品の交換で直る場合
押釦(スイッチ)や配線の接続部、制御盤の部品といった、部分の不具合であれば、その箇所の交換で直ることがあります。ただし、電装品は既設のものと同じ系統でそろえるのが原則です。違うものを混ぜると、動いたとしてもあとから不具合の元になります。交換部品は、メーカーの正規品・後継品・代替品で対応します。インターネット等で売られている社外の汎用品は、動作を保証できませんので当社では取り付けません。
開閉機ごと交換する場合
開閉機の力が落ちきっている場合や、完全に壊れている場合は、開閉機の交換になります。「交換」と言っても、シャッターを丸ごと新しくするわけではなく、スラット・ガイドレール・ケースといった本体はそのまま使い、動かす部分を新しくする工事です。判断は年数ではなく、①動作音の変化 ②途中停止・逆走 ③開閉位置のズレ、この3つがいくつ重なっているかで見ています。
ご相談から工事までの流れ
- お電話またはLINEで、症状をお聞かせください。音の有無や、押釦とリモコンのどちらが効かないかを伺います
- 代表が現地へ伺い、原因をその場で確認します。現地調査・お見積もりは無料です
- その場で原因と概算の費用をお伝えします。部品の手配が必要な場合は、日を改めての施工になります
- ご納得いただいてから、当社の職人が丁寧に施工します
電気工事が必要になる場合も、代表が第二種電気工事士、当社の職人が第一種電気工事士を持っておりますので、当社の中で完結できます。別の業者を手配していただく必要はありません。
気になる修理費用について
「だいたいいくらくらいですか」というご質問はとても多いのですが、シャッターの修理費用は、症状・大きさ・傷んでいる部分・設置状況によって大きく変わります。正確な金額をお伝えするには、実際に現物を見せていただく必要がありますので、記事の中で金額を書くことはしておりません。現地調査・お見積もりは無料ですので、まずは見せていただければと思います。
おおよその規模感をつかんでいただくには、実際にお受けした工事の内容をご覧いただくのがいちばん分かりやすいと思います。施工事例には、実際のご請求額を公開しているものもあります。
実際の施工事例はこちら:施工事例一覧((株)若松シャッター)
【大阪市】での実例:
開閉機(モーター)まわりの修理実例:
会社のことをきちんと確かめてから相談したいという方は、対応エリア・実績・会社情報をまとめた(株)若松シャッター 公式トップもご覧ください。どんな人間が現場に伺うのかを知ったうえで、安心してご判断いただけます。
よくあるご質問
Q1. 押釦もリモコンもまったく反応しません。何から見ればいいですか?
- まず分電盤で、シャッター用のブレーカーや漏電遮断器が落ちていないかを確認してください
- 同じ建物の照明やコンセントが使えているかも見ていただくと、建物全体の話か、シャッターだけの話かが分かります
- 電気は来ているのに両方とも無反応であれば、制御盤や開閉機の側が疑われますので、点検をご依頼ください
Q2. うなる音はするのに動きません。すぐに壊れてしまいますか?
- 音がするということは電気は届いています。開閉機の力(トルク)が落ちているか、制御盤側の不具合が考えられます
- この状態は、完全に動かなくなる一歩手前であることが多いです。何度も操作を繰り返すのはお控えください
- 完全に壊れてしまうと手動の操作もできなくなりますので、音の段階で見ておかれることをおすすめします
Q3. まだそんなに古くないのに動かなくなりました。なぜでしょうか?
- シャッターの傷み方は年数ではなく開け閉めの回数で進みます。開閉1万回が交換の目安です
- 此花区の湾岸側のように、荷物の出し入れで1日に何度も上げ下げする現場では、回数のほうが先に来ることがあります
- 耐用回数を超えると警告ブザーが鳴るタイプもありますので、心当たりがあればお知らせください
Q4. 停電のあとから動かなくなりました。故障でしょうか?
- 停電中に動かないのは、電気で動く設備として当たり前のことで、故障ではありません
- 機種によっては、停電後にいまの位置を一時的に見失い、取扱説明書に沿った復帰の操作で元に戻るものがあります
- 復帰の操作をしても動かない場合は、電源が入り直したときの電流でヒューズが切れている、制御盤が傷んでいる、といったことがありますので点検をご依頼ください
Q5. 修理と交換、どちらになりますか?
- 押釦や配線、制御盤の部品といった部分の不具合であれば、その箇所の交換で直ることがあります
- 開閉機の力が落ちきっている場合や完全に壊れている場合は、開閉機の交換になります
- 判断の軸は年数ではなく、①動作音の変化 ②途中停止・逆走 ③開閉位置のズレ の3つが、いくつ重なっているかです
- 現地で見せていただいたうえで、その場で原因と概算をお伝えします
まとめ
電動シャッターが動かないときは、①押釦・リモコンなど操作する側、②ブレーカー落ち・停電などの電源側、③制御盤(基板)、④開閉機(モーター)の力の低下、の4つを端から見ていけば、原因の見当がつきます。ご自分でしていただけるのは、押釦とリモコンの両方で試すこと、分電盤を確認すること、動かそうとしたときの音を聞くこと、この3つです。
大阪市此花区は、古くからの市街地と、造成・埋立てであとから広がった湾岸部とで、建物の年代がはっきり分かれる区です。古い側では設備そのものの経年が、湾岸側では開け閉めの回数が先に効いてきます。同じ「動かない」でも、どちら側の建物かで先に疑う場所が変わりますので、お電話をいただいたときは、まず建物の場所と使われ方を伺うようにしています。
そして、いちばんお伝えしたいのは、開閉機が完全に壊れてしまうと手動の操作もできなくなり、その場ではどうにもできなくなるということです。「うなる音がする」「動き出しが遅い」という前ぶれの段階でご相談いただければ、選べる手が多く残ります。大阪市此花区でシャッターのことでお困りでしたら、代表が直接お伺いして原因を確認しますので、お気軽にお声がけください。
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