こんにちは!兵庫・大阪エリアでシャッター修理・交換を行っている『(株)若松シャッター』代表の若松です。今回は「シャッターが閉まらないときの原因と対処」について、17年の現場経験から分かりやすく解説します。
結論から言うと、シャッターが閉まらない主な原因は、①安全装置の側の不具合・誤作動、②ガイドレールやスラットの変形・横ずれ、③座板まわりの当たり、④開閉機(モーター)や制御盤・操作側の不具合、の4つです。下りてくる範囲と左右のレールを、離れた位置から目で確認してください。溝の土や小石、挟まった物は取り除いてかまいません。それでも閉まらなければ、確かめるために動かしたりせず、見えた状態と、これまでの止まり方をお知らせください。
お客様
倉庫の出入口のシャッターが閉まりきらず、このままでは帰れません。何度かスイッチを押し直せば、下りてくれますか?
若松代表
押し直しを重ねるのは、控えてください。引っかかりを抱えたまま動かすと、スラットの寄りや開閉機の傷みが進みます。
「閉まらない」は、止まり方で原因の見当がつきます
お客様
閉まらないのは、モーターが弱っているせいでしょうか?
若松代表
止まるのは、床まであと少しのところですか?それとも、もっと上のほうですか?
お客様
床から少し上のところで、毎回ぴたりと止まります。フォークリフトが出入りする間口です。
若松代表
それなら、モーターより先に足もとを疑います。フォークリフトが当たりそうな高さで、レールにへこみや擦れた跡がないかを見ておいてください。
あと少しのところで止まり、そこから下りない
床まであと少しというところで止まってしまうタイプです。下りきる直前というのは、座板が床に近づき、左右のスラットがガイドレールのいちばん下の区間を通るタイミングです。土砂やゴミが溜まりやすいのも、レールの傷みが出やすいのも、この下側の区間です。「途中まではスムーズなのに最後だけ下りない」ときは、上のほうではなく足元を見てください。
下がりかけて、勝手に戻ってしまう
電動シャッターが途中で反転するときは、位置を見る部品の不具合や、過負荷検知の誤作動を疑います。ここでは、これらを「安全装置」とまとめて説明します。部品や動き方はメーカー・型式によって違うため、現地で確認します。戻ったあとに止まったままだったか、しばらくして再び下りてきたかも、覚えている範囲でお知らせください。確認のために押し直す必要はありません。
手動シャッターが下りきらない・片側だけ先に下りる
手動シャッターで片側だけ先に下りて斜めになる場合は、片側のスプリング(バネ)の切れや、スラット・吊り元(いちばん上のスラットと巻取りの軸をつなぐ部分)の変形、ガイドレールの溝の狭まりなどを疑います。一方、スラットがガイドレールの中で左右どちらかに寄る横ずれでレールに擦れ、途中で引っかかって下りきらなくなることもあります。無理に押し下げると、引っかかっている所を傷めて、直す範囲が広がります。斜めや引っかかりが出た時点で操作をやめてください。
ご自身で試していただける3つの確認
お客様
荷物の出し入れが止まってしまうので、早く何とかしたいんです。こちらで手を出していいのは、どこまでですか?
若松代表
いま閉まらない状態では、下りてくる範囲とレールを見て、物があれば取り除くところまでにしてください。周りの荷物も、シャッターの下に体を入れずに移せるものなら動かしていただけます。レールの溝に土や小石が入っていれば、取ってしまって大丈夫です。
お客様
溝に土が詰まっているようなら、ドライバーでかき出してもいいですか?
若松代表
ブラシでかき出していただくのは大丈夫です。ドライバーでこじると溝の縁が曲がることがあるので、そこだけ避けてください。かき出したあとに開け閉めして、それでも閉まらなければ点検をご依頼ください。
確認1:シャッターが下りてくる範囲に物がないかを見る
まず、シャッターが下りてくる真下に物が置かれていないかを確認してください。作業場や倉庫では、台車・パレット・出荷待ちの荷物が一時的に置かれていることがあります。下りてくる範囲に物があると、挟み込みや破損につながります。物に当たれば安全装置が働いて止まるとは限りません。離れた位置から目で確認し、シャッターに挟まっている物があれば取り除いてください。取ったあとも閉まらないときは、その様子をお知らせください。
確認2:左右のガイドレールの溝を、下から順に見上げる
左右のガイドレールを、離れた位置から目で確認してください。見える範囲で、土砂や小石、へこみなどがないかをお知らせください。土砂や小石、挟まった物は、取り除いていただいて構いません。清掃や注油のために、閉まらないシャッターを全閉させることはしないでください。
日ごろの注油は、調子のよいときのお手入れとして行ってください。シャッターを閉めて、左右のガイドレールの内側・外側の両面へシリコンスプレーを薄く吹き、地面に立って届く範囲にとどめてください。そのあと2〜3回上下させて、なじませます。
シリコンスプレーを勧めるのは揮発が遅くホコリを呼びにくいためです。逆に市販の浸透潤滑剤は油分が残って土砂を抱き込むため、固着した金具をゆるめる一時的な用途にとどめ、常用は避けてください。
確認3:操作を繰り返さず、いったん手を止める
閉まらないとき、ボタンを何度も押し直したくなりますが、これはおすすめしません。抵抗が生まれている状態のまま操作を繰り返すと、スラットの寄りが進んだり、開閉機に余計な負担がかかったりします。それ以上は繰り返さず、手を止めてご相談ください。
「今すぐ閉めたいのに閉まらない」という方は、お電話(072-710-5472)、もしくは💬 LINEで無料相談から、お気軽にどうぞ。止まり方を伺えば、おおよその見立てをお伝えできます。
それでも閉まらないときに考えられる原因
原因1:安全装置の不具合・誤作動
途中で戻る原因として疑うのは、位置を見る部品の不具合と、過負荷検知の誤作動です。この記事では、これらをまとめて「安全装置」と呼んでいます。部品や動き方はメーカー・型式によって違うため、現場で確認します。ご自分での分解はおやめください。
原因2:ガイドレール・スラットの変形と横ずれ
ガイドレールがへこむ・広がる、スラットが曲がるといった変形があると、スラットがレールの中をまっすぐ下りられなくなります。車や台車がぶつかった、強い風にあおられた、といったきっかけがあることもあり、そのときは動いていても、後から「下りきらない」という形で表に出てきます。変形の程度によって、修正で収まるのか、部材の交換が必要かが分かれます。
原因3:座板とガイドレールの当たり
見落とされやすいのが、いちばん下の座板と、ガイドレールの当たりです。座板の幅とレールの幅の関係によっては、閉まりきる直前に座板の端がレールに触れ、そこで止まってしまうことがあります。安全装置でも障害物でもなく、部材同士が当たっているだけ、というケースです。過去に別の業者が部材を入れ替えている現場や、床の状態が変わった現場で見かけます。症状としては「閉まらない」とまったく同じに見えるので、当社ではレールとの当たりを必ず確認しています。
原因4:開閉機(モーター)・制御盤・操作側の不具合
シャッターを開閉している駆動部を開閉機と呼びます。長年使ううちに力(トルク)が落ちてくると、「うなる音はするのに動かない」「動き出しが遅い」といった症状が出るようになります。制御盤(基板)の不具合も似た出方をすることがあります。当社では寿命を「設置から何年」ではなく「何回開け閉めしたか」で見ており、耐用回数を超えると警告ブザーが鳴るタイプもあります。開閉1万回が、交換を考えていただく目安です。
大阪市西淀川区で「閉まらない」のご相談をいただく背景
臨海部の物流・作業現場は、レールの下端と座板に物が当たりやすい
西淀川区は、南北を淀川と神崎川にはさまれ、西端が大阪湾に開けた低地の区です。ここでは、そのなかでも「閉まらない」に直結する足元(レール下端と座板)の事情に絞ってお伝えします。中島・西島といった臨海側には工場・倉庫・運送関係の事業所が集まり、間口の広い大きなシャッターが並んでいます。
こうした現場では、シャッターの足元に物が当たることがあります。フォークリフトの爪、台車の角、パレットの端が当たるのは、ガイドレールの下のほうと座板まわりで、人の目線より上ではありません。そして、ぶつけられた跡が「閉まらない」という形で出てくるのも、やはりこの下側の区間です。荷役の動線とシャッターの出入口が重なっている現場ほど、わずかなへこみが「あと少しで下りない」という形で表に出てきます。
住宅と小さな作業場・店舗が混じる内陸側は、手動シャッターのご相談もいただく
姫島・御幣島・野里・大和田といった内陸側は、住宅と小さな作業場・店舗が入り混じって並んでいます。ここでは、手動のシャッターが現役で使われている建物もあります。手動の「閉まらない」は、片側だけ先に下りる・斜めになる・下りきらないという形で出ることがあり、電動とは見るべき場所が変わります。同じ区内でも、まず「電動か手動か」「建物の使い方はどうか」を伺うところから始めています。
海側からの風や沿道の粉じんを受ける場所では、レール下部の状態も確認します
区内には国道2号・国道43号や阪神高速が通っています。幹線道路沿いでは、大型車の通行による風や粉じんを受ける場所があります。西側は大阪湾に近く、海側から風が抜けます。潮を含んだ風が運ぶ塩分と、タイヤが巻き上げる粉じんは、ガイドレールの溝に入り込み、重力でレールの下側へ溜まっていきます。
レールや座板が原因の場合、「動かない」が全体の抵抗の話であるのに対し、「閉まらない」は下りきる直前という一点に症状が集まります。もちろん、安全装置や開閉機側が原因のこともありますので、そこは現場で切り分けます。ただし、シャッターは重さのあるものですので、汚れが溜まっただけで止まるとは限りません。
加えて、海抜の低い土地が広がる区ですので、過去に浸水や吹き込みを経験した建物では、レール下端や座板にサビが出ていることがあります。「昔、このシャッターの腰くらいまで水に浸かった」と現地で教えていただけると、レール下端と座板から先に見る、という順番に切り替えられます。
放置するとどうなるか、触らないでいただきたい場所
閉まらないまま使い続けると起きること
「途中まで下りるから、とりあえずこのままで」という状態を続けると、次のことが起こりやすくなります。
- 戸締まりができず、防犯の面で無防備な状態が続く
- 抵抗がある状態で動かし続けるため、開閉機の消耗が進む
- スラットの寄りや変形が進み、直す範囲がレール・スラット全体に広がる
- 下りきらない位置で止まったシャッターに、人や車が接触する
症状が軽いうちに、一度見せてください。
ご自身では触らないでいただきたい場所
シャッターの内部には強い力がかかっている部品があります。スプリング・シャフト・開閉機まわり、そして脚立を使う高所での作業は、ご自分では手をつけずプロにお任せください。不用意に力を加えると、強い力のかかった部品が急に動いて、けがをするおそれがあります。斜めになったスラットを力任せに押し戻すのも同じ理由で避けてください。
「これは自分では難しそう」と感じられたら、無理をせずご相談ください。
📞 お電話で相談(072-710-5472) / 💬 LINEで無料相談
現地調査・お見積りは無料です。業界歴17年の代表が直接伺います。
修理の方法と、ご相談から工事までの流れ
レール・スラット・座板が原因の場合
変形の程度が軽ければ、レールやスラットの修正、座板の当たりの調整で収まることがあります。変形が大きい場合は、その部分の部材交換になります。廃盤になっている部材でも、メーカーの後継品で形状や寸法を合わせて対応できる場合があります。一方、インターネット等で売られている社外の汎用品は、動作を保証できず責任を持てないため、当社では取り付けません。
安全装置・開閉機・制御盤が原因の場合
実際に動かして、どこで止まるか・どう戻るかを見ながら、安全装置まわりなのか、開閉機や制御盤なのかを切り分けます。直すか、更新(交換)かは年数だけで一括りにはしません。軸にしているのは3点で、閉まる途中の音が変わっていないか、途中で止まる・戻るか、下りきる位置がずれていないか。このうち1つだけなら部分修理で収まることもあり、2つ3つと重なるほど、その都度直すより本体やシャフトごとの更新のほうが結果的に安心なこともあります。
ご相談から工事までの流れ
大阪市西淀川区からのご相談も承っています。お電話またはLINEで設置場所と症状をお聞きしたうえで、日程を合わせて現地調査に伺います。現場では代表が直接、実際に動かして原因を確認し、その場で原因と概算の費用をお伝えします。部品の手配が必要になる場合は、現地調査の日にその場で完了する工事ではなく、日を改めての施工になります。工事も代表の若松が責任をもって行い、終わったあとに一緒に動作を確認していただきます。
気になる修理費用について
修理費用は、原因がレールやスラットの変形なのか、安全装置まわりなのか、開閉機なのかによって変わり、シャッターの大きさや設置環境によっても違ってきます。現場により変わりますので、まずは無料の現地調査で実際の状態を見たうえで、正確なお見積りをお出しします。なお、過去の施工事例では実際のご請求額も公開していますので、費用の目安としてぜひご覧ください。
実際の施工事例はこちら:施工事例一覧((株)若松シャッター)
会社のことをきちんと確かめてから相談したいという方は、対応エリア・実績・会社情報をまとめた(株)若松シャッター 公式トップもご覧ください。どのような者が現場に伺うのかも、ご確認いただけます。
よくあるご質問
Q1. 何も挟んでいないのに途中で戻ります。故障でしょうか?
A. 途中で戻る場合は、安全装置の側の不具合や誤作動を疑います。戻ったあとに止まったままだったか、再び下りてきたかも、覚えている範囲でお知らせください。確かめるために押し直さず、点検をご依頼ください。
Q2. 閉まらないまま、その日は帰っても大丈夫でしょうか?
A. おすすめできません。戸締まりができない状態が続きますし、中途半端な高さで止まったシャッターに人や車が接触するおそれもあります。どうしてもその場を離れる必要があるときは、無理に閉めようとせず、その状態のままご連絡ください。
Q3. 手動シャッターでも見てもらえますか?
A. もちろん承ります。西淀川区の内陸側では、手動シャッターのご相談もいただきます。手動の「閉まらない」は、スラットの寄りやレールの変形、バネの力落ちが関わっていることがあり、電動とは確認する順番が変わります。斜めになっている場合は、それ以上動かさずにご連絡ください。
Q4. 部品の交換が必要と言われたら、その日のうちに直りますか?
A. 部品の手配が必要になる場合は、現地調査の日にその場で完了する工事ではなく、日を改めての施工になります。逆に、レールの汚れや軽い当たりが原因であれば、その場で改善することもあります。どちらになるかは、実際に見せていただいてからのご案内になります。
Q5. 潮風やサビが「閉まらない」の原因になることはありますか?
A. 潮を含んだ風が当たる立地では、ガイドレールや金具の表面にサビが出ることはあります。特にレールの下端は水分や土砂が残りやすい場所です。ただし「閉まらない」の直接の原因がサビとは限りませんので、安全装置・開閉機・座板の当たりとあわせて確認します。
まとめ
シャッターが閉まらない主な原因は、安全装置の側の不具合・誤作動、ガイドレールやスラットの変形と横ずれ、座板とレールの当たり、そして開閉機(モーター)や制御盤・操作側の不具合です。
大阪市西淀川区は、臨海部に間口の広い工場・倉庫が並び、荷役の動線でレールの下端や座板に物が当たりやすい土地柄です。内陸側には住宅と小さな作業場が混じり、手動シャッターのご相談もいただきます。風で運ばれた砂や沿道の粉じんが、レールの下側に溜まることがあります。まずは下りてくる範囲と左右のレールを離れた位置から見ていただき、溝の土や小石は取り除いていただいたうえで、無理に動かさずに、見えた状態とこれまでの止まり方をお知らせください。大阪市西淀川区のご相談にも、代表が直接伺って現場を確かめます。兵庫・大阪エリアのシャッターのことなら(株)若松シャッターへお気軽にご相談ください。
手動シャッターで下ろすのも上げるのも重いという場合は、バネの力落ちを疑います。大阪市西淀川区で手動シャッターが重い・上がりにくい原因と対処をご覧ください。
お客様
溝の土や小石は取って、それでも閉まらなければ押し直しはせずに連絡するんですね。現場のみんなにも、そう伝えておきます。
若松代表
現場には、私が直接伺います。まずはお電話かLINEで、お気軽にご相談くださいね。
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代表の若松が直接伺い、その場で原因と概算費用をお伝えします。
現地調査・お見積りは無料です。
