こんにちは!兵庫・大阪エリアでシャッター修理・交換を行っている『(株)若松シャッター』代表の若松です。今回は「シャッターから異音がする」トラブルについて、17年の現場経験から分かりやすく解説します。
結論から言うと、シャッターの異音の主な原因は、①スラットの片寄り(横ずれ)でガイドレールに擦れている、②ガイドレールの溝に小石や小枝などが挟まって、スラットの通りを妨げている、③スラットや部材が変形して引っかかっている、④開閉機(モーター)の力が落ちてきている、の4つです。
まず、ふだん「どんな音が、どのあたりで、どの高さで鳴るか」の3点を、覚えている範囲で控えてください。こすれるような音は油切れとは限りませんので、注油で様子を見ずにご相談ください。うなり音や大きなガラガラ音が続くときは、何度も開け閉めを繰り返さず点検をご依頼ください。
お客様
田植えの前に、久しぶりに農機具倉庫のシャッターを開けたら、ギギーッと聞いたことのない音がしました。このまま上まで開けきってしまって大丈夫ですか?
若松代表
聞いたことのない音が出たなら、そこで操作を止めてください。力で押し上げると、引っかかっている所のスラットやレールを曲げてしまいます。
「この音、放っておいて大丈夫かな?」と迷われたら、まずはお気軽にご相談ください。お電話(072-710-5472)、もしくは💬 LINEで無料相談から、鳴っている音の様子をお聞かせいただければ、考えられる原因の見当をお伝えします。
シャッターの異音は「音の種類」で見当がつきます
お客様
倉庫のシャッターの音が、ギーともガリッとも言えなくて、うまく説明できません。どこが悪いか分かりますか?
若松代表
鳴ったのは開け始めの低い位置でしたか?それとも、上がっていく間ずっとでしたか?
お客様
開け始めの、腰より下あたりでガリッと鳴ったので、そこで手を止めています。
若松代表
それなら、いまの位置から動かさず、レールの下のほうに異物やへこみがないかを見て、異物があれば取ってください。スラットの下には手を入れないでくださいね。
キィキィ・キーキーという、こすれる音
開け閉めのたびに金属がこすれるような高い音が出るときは、スラット(シャッターの板)が左右どちらかに片寄って、ガイドレールの奥に擦れながら動いていることを、まず疑います。鳴り始めた段階はまだ擦れているだけですが、擦れたまま使い続けると部材が少しずつ削れていくため、軽く見ないほうがよい音です。
ガラガラという大きな音、ウーンといううなり音
「ガラガラ」と響く大きな音や、「ウーン」といううなり音が出ている場合は、開閉機(モーター)や駆動部の経年劣化が関係していることがあります。とくに、うなる音はするのに動き出しが遅い、途中で止まるといった変化が一緒に出ているときは、力(トルク)が落ちてきている可能性がありますので、無理に動かさず点検をおすすめします。
ギシギシときしむ音、決まった高さだけで鳴る音
「ギシギシ」というきしみは、スラットの片寄りでレールの奥に擦れている場合や、部材のわずかな変形が関係している場合があります。また「同じ高さまで来ると、いつもガチッと鳴る」という鳴り方であれば、その位置のスラットや部材に原因を絞り込みやすく、現場では比較的切り分けのしやすい症状です。
シャッターから異音がする主な原因
スラットの片寄り・横ずれ
スラットは、現場で1枚ずつ横から差し込んで組み上げていく構造です。そのため差し込みしろの分だけ横方向にわずかな遊びがあり、長く使えばどちらか片方へ寄っていきます。これは取り付けの精度に関係なく起こることで、不具合というより、使っていれば必ず出てくる状態だとお考えください。
開け閉めのたびの振動や風の影響で片寄りが進むと、スラットがガイドレールの底に擦れて「キィキィ」と鳴りはじめます。鳴り始めの段階ではまだ擦れているだけですが、そのまま使い続けると、ブラケット(軸受け)が少しずつ削れていきます。
ガイドレールの溝に挟まった小石・ごみ
ガイドレールの溝に小石や小枝などが挟まり、スラットの通りを妨げていると、当たったり擦れたりして音が出ることがあります。なお「汚れやサビが溜まったから鳴る」と言われることがありますが、シャッターは何十kgもある重量物ですので、薄く付いた汚れやサビ程度では動きは変わりません。それよりも、レールやスラットの形が変わっていないか、溝に異物が挟まっていないか。この2点のほうが音に直結します。
スラットや部材の変形による引っかかり
車や台車、農機具などをぶつけてスラットが1枚曲がったり浮いたりすると、その部分がレールの中で引っかかり、決まったタイミングで音が出ることがあります。傷みやすいのは物が当たりやすい下のほうで、その位置であれば1枚から交換できることのほうが多いです。反対に、上のほうが傷んでいる場合は、そこへ届くまでスラットを順に脱着していく必要があり、作業は大がかりになります。
開閉機(モーター)の経年劣化
電動シャッターを開け閉めしている駆動部を開閉機と呼びます。長年使ううちに力(トルク)が落ちてくると、「うなる音はするのに動かない」「動き出しが遅い」といった症状が出るようになります。制御盤(基板)の不具合でも似た出方をすることがあり、音だけで切り分けるのは難しい部分です。異音と一緒に動きの変化が出ているようであれば、駆動部側の点検をおすすめします。
ご自身でできる確認と注油の手順
お客様
納屋のシャッターを見てもらうまでの間に、自分でしていいことと、やめておくことを教えてください。
若松代表
閉まっているときに、レールの下のほうやスラットにへこみがないか、外から見ていただくのは構いません。溝に挟まった落ち葉や小石は、取り除いていただいて大丈夫です。取ったあとに一度開け閉めして、まだ音が出るようならご相談ください。
お客様
溝の奥に土が固まっているようなので、マイナスドライバーでかき出してもいいですか?
若松代表
工具を溝に差し込んでこじるのは、やめてください。レールの溝が曲がって、そこでスラットが引っかかるようになることがあります。
1. 音の種類・鳴る場所・高さを確かめる
まずは、ふだんの開け閉めで気づいている範囲で、次の3点を思い出してみてください。確かめるために、あらためて動かす必要はありません。これだけでも、レール側の擦れなのか駆動部側なのか、ある程度の見当がつきます。ご相談いただく際にこの3点をお聞かせいただけると、原因の目星が立てやすくなります。
- 音の種類(キィキィ/ガラガラ/ギシギシ/ウーンといううなり)
- 鳴っている場所(左右のレール沿いか、上のケース付近か)
- 鳴る高さ・鳴り方(ずっと鳴り続けるのか、いつも同じ高さだけで鳴るのか)
2. ガイドレールの注油は調子のよいときのお手入れ(こすれる音・きしみ音が出る前に)
ガイドレールへの注油は、こすれる音やきしむ音、引っかかりが出ていない調子のよいときのお手入れです。すでに音が出ているときは、注油で様子を見ずにご相談ください。お手入れの手順は次のとおりです。高い所は無理をせず、届く範囲にとどめてください。
- シャッターを全閉にします。途中で異常が出たときは、それ以上動かさずにご相談ください。
- 地上から無理なく届く範囲にとどめ、左右のガイドレールの内側・外側の両面へシリコンスプレーを薄く吹き付けます。スラットとの隙間には、手も道具も差し込まないでください。
- 吹き付けたら、2〜3回ゆっくり開閉して油をなじませます。異常が出たら、そこで操作をやめてください。
使うのは、ホームセンターでよく見かけるシリコンスプレーです。揮発が遅く、ホコリを吸いにくいためです。速乾タイプの浸透潤滑剤は、固まった金具を一時的にゆるめる用途には使えますが、定期的なお手入れには不向きですのでお避けください。量は薄く適量にとどめます。大量に吹くとホコリを呼んで逆効果になることがあります。
3. うなり音・高い位置の作業はご自身で触らない
大きな音が続く、うなり音がする、動きが重いといった場合は、何度も動かさずに点検をご依頼ください。
とくにスプリング(バネ)やシャフト、開閉機まわりはシャッターの上部にあり、脚立を使った不安定な姿勢での作業になるため、転落の危険があります。加えて、強い張力がかかっている機構の金具をゆるめたり動かしたりすると、ためこまれた力が解放されてシャッターが急に落ちる危険もあります。この2つが重なる場所ですので、上部まわりについては注油も含めてご自身では触らないでください(先ほどご案内したガイドレールへの注油は、足元で安全にできる範囲です)。
異音を放置するとどうなるか
「まだ動くから」と音を放っておくと、片寄りによる擦れでブラケット(軸受け)が旋盤で削るように削れていったり、スラットの変形が進んだりして、直す範囲が広がってしまうことがあります。鳴りはじめの段階ではまだ擦れているだけでも、鳴ったまま使い続けるうちに、部材の交換まで必要になることがあります。
開閉機のうなり音は、動かなくなる前触れのこともあります。モーターの力だけで動くタイプでは、開閉機が完全に壊れると、手動操作でも上げられなくなります。うなり音や動き出しの遅さが出た段階で、点検をご依頼ください。部品の在庫がなければ入荷をお待ちいただくことになりますし、急いでいる状況では費用の妥当性も見極めにくくなります。気になり始めた段階で見ておくのが、結局いちばん安心だと感じています。
「これは自分では難しそう」と感じられたら、無理をせずご相談ください。
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現地調査・お見積りは無料です。業界歴17年の代表が直接伺います。
能勢町で異音のご相談をいただく背景
季節ごとにしか動かさない納屋・農機具倉庫は、久しぶりの1回目に音が出る
能勢町では、母屋とは別に納屋・作業小屋・農機具倉庫をお持ちのお宅もあります。こうした建物のシャッターは、農繁期にまとめて開け閉めして、あとは何か月も動かさない、という使い方になりがちです。長く止まっている間に、ガイドレールの溝に小石や小枝などが挟まっていることもあり、久しぶりに開けた1回目に「去年はこんな音はしなかった」と感じられることがあります。毎日使う車庫であれば少しずつ音が変わっていくため慣れてしまいますが、間が空くぶん、能勢町では変化がはっきり出やすいとも言えます。1回目の音が気になったら、それ以上は動かさずに、ガイドレールの溝を外から見てご相談ください。
谷あいの静かな集落では、音が響いて気になりやすい
能勢町は妙見山をはじめ山が近く、谷筋に沿って集落が点在しています。交通量の多い市街地と違って周囲がとても静かなため、シャッターのこすれ音が思いのほか遠くまで届きます。「早い時間に軽トラを出すので、ご近所に響いていないか気になって」というご相談を実際にいただきます。ご近所を気にされてのご相談ではあるのですが、シャッターにとっては早めに気づいてもらえる環境で、擦れ音は、鳴りはじめの段階ならまだ擦れているだけで、ブラケット(軸受け)は削れていません。音が気になった時点でご連絡いただくのがいちばん確実です。
1軒で何台もシャッターがあり、同じ時期にまとめて症状が出やすい
母屋の車庫、納屋、作業場と、1軒で複数台のシャッターをお使いのお宅もあります。同じ時期に取り付けられ、似た頻度で使われているものは、開閉回数の積み上がり方も揃ってきますので、「1台が鳴り出したら、他も近いうちに来る」ということもあります。
当社では1台のご相談で伺った際に、ご希望があれば他のシャッターもあわせて確認しています。何度も来てもらうより一度で見てほしい、というお声をいただくからです。能勢町は日常的に伺っているエリアですので、代表が直接伺って、音の原因を切り分けたうえで、その場で考えられる修理内容と概算の目安までお伝えします。
気になる修理費用について
異音の修理費用は、原因が軽い片寄りなのか、それとも軸受けの削れ・スラットの交換・開閉機の交換まで必要なのかによって大きく変わり、現場を拝見してからでないと正確な金額はお出しできません。そのため、まずは無料の現地調査で状態を確認させていただいています。実際にどんな作業をしていくらかかったのかは施工事例のページで公開していますので、費用感の参考にあわせてご覧ください。
実際の施工事例はこちら:施工事例一覧((株)若松シャッター)
片寄り・擦れ音の修正実例:
開閉機(モーター)まわりの修理実例:
会社のことをきちんと確かめてから相談したいという方は、対応エリア・実績・会社情報をまとめた(株)若松シャッター 公式トップもご覧ください。どのような者が現場に伺うのかも、ご確認いただけます。
よくあるご質問
Q1. 異音は自分で直せますか?
こすれる音やきしむ音は、油切れより先に、スラットが片側へ寄ってレールの奥に当たっていることを疑います。ご自身でできるのは、調子のよいときのお手入れとしての注油までです。ただし、ガラガラという大きな音やうなり音、スプリングや開閉機まわりが原因の場合は、ご自身での対応は危険です。音が出ているときは、注油で様子を見ずに点検をご依頼ください。
Q2. どんな音だと早めに見てもらったほうがいいですか?
次のような音は、早めの点検をおすすめします。
- 「ウーン」とうなる音がして、動き出しが遅い・動きが重い
- 「ガラガラ」と大きな音が開け閉めのたびに鳴る
- 「バキッ」など、これまでと明らかに違う音が突然出た
- いつも同じ高さで引っかかるような音がする
Q3. 何か月も動かしていなかった倉庫のシャッターです。いきなり開けても大丈夫でしょうか?
すでに異音や引っかかりが出た場合は、以下の手順を試さず、そのままご相談ください。以下は、まだ異常が出ていないシャッターを久しぶりに使う場合の確認です。ゆっくり開けていただくのが基本です。長く止まっていたシャッターは、溝に小石や小枝などが挟まっていることもあり、勢いよく動かすと引っかかりが一度に出ることがあります。次の順で進めてみてください。
- シャッターを動かさず、物の挟まりや変形がないかを確認し、挟まった物があれば取り除きます。変形が見つかったときは、開け閉めせずにご相談ください。
- 異常がなく、お手入れとして注油する場合は、本文の「2. ガイドレールの注油は調子のよいときのお手入れ」の手順で行ってください。
- 開けるときは、下に人や物がないのを見てから、ゆっくり開け、異音・重さ・引っかかり・傾きが出たら、その時点で操作をやめてください。
Q4. 音がご近所に響くのが気になります。塗り替えなどで静かになりますか?
擦れ音やきしみ音は、油切れより先に、スラットの片寄りでレールの奥に擦れていることを疑います。音を小さくするために開け閉めを試さず、すでに気づいている音の様子をお知らせください。注油で様子を見ずに、点検をご依頼ください。一方で、動くスラットの面を塗り替えるのはおすすめしていません。全閉にして上から塗ると、1枚ずつ差し込まれたスラットの噛み合わせに塗料が入り込み、パキパキという音や動きの渋さの原因になることがあるためです。音の原因と修理の必要性は、現場で確認します。
Q5. 音が鳴るだけで、まだ動きます。すぐ見てもらう必要はありますか?
動いているうちに見ておくほうが、傷みが広がる前に原因を確かめられます。片寄りによる擦れは、放っておくとブラケット(軸受け)が削れて部材の交換が必要になることがありますし、開閉機のうなり音は動かなくなる前触れのこともあります。なお、部品の交換が必要になる場合は手配がありますので、現地調査の日にその場で完了する工事ではなく、日を改めての施工になります。「まだ動くけれど音が気になる」という段階でのご相談を歓迎しています。
まとめ
シャッターから異音がする主な原因は、スラットの片寄り(横ずれ)、ガイドレールの溝に挟まった小石やごみ、スラットや部材の変形、そして開閉機(モーター)の経年劣化の4つです。まずは、ふだん鳴っている音の種類・場所・高さを覚えている範囲で控えてください。こすれる音やきしみも注油で様子を見ず、うなり音や大きな異音が続くときも無理に使わずに、点検をご依頼ください。能勢町には、季節ごとにしか動かさない納屋や農機具倉庫のシャッターもあり、久しぶりの1回目に音として表れることがあります。周囲が静かなぶん変化にも気づきやすいので、その気づきを早めの点検につなげていただければと思います。どんな現場も、代表が直接見ます。兵庫・大阪エリアのシャッターのことなら(株)若松シャッターへ。
お客様
異音が出たので、もう動かさず、どの高さで鳴ったかを伝えて相談します。
若松代表
現場には、私が直接伺います。まずはお電話かLINEで、お気軽にご相談くださいね。
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