こんにちは!兵庫・大阪全域でシャッター修理・交換を行っている「(株)若松シャッター」代表の若松です。今回は「シャッターから異音がする原因」について、17年の現場経験から分かりやすく解説します。
結論から言うと、シャッターから異音がする主な原因は、①ガイドレールやスラットの潤滑切れ(油切れ)、②各部品のゆるみや経年劣化、③軸受けなど可動部の摩耗、④電動の開閉機・駆動部の劣化、⑤ガイドレールの変形や異物のかみ込み、の5つです。多くは「キーキー」という擦れ音で、軽い注油でおさまることもありますが、音が大きくなる・動きも悪いといった場合は、故障の初期サインのことがあります。無理に分解せず、早めに点検を受けてください。
「最近、シャッターを開け閉めするたびにキーキー鳴る」「ガラガラと耳ざわりな音がするようになった」——こうしたご相談は、現場でも本当によくいただきます。シャッターの異音は、まだ普通に開け閉めできているうちは「そのうち直るかな」とつい後回しにされがちです。ですが、異音は「どこかに無理がかかっていますよ」というシャッターからのサインのことが多く、放っておくと動かなくなってから慌てる、というケースも少なくありません。この記事では、音の種類別の見分け方、代表的な原因5つ、ご自身でできる対処とやってはいけないNG行為、そして「これは早めにプロへ」という危険なサインまで、順番にお伝えします。
「うちのシャッターの音、大丈夫かな?」と気になったら、まずはお気軽にご相談ください。お電話なら072-710-5472、メッセージでのご相談はLINE無料相談から、代表の若松が直接お受けします。音の様子をうかがうだけでも、おおよその原因の見当をお伝えできることがあります。
シャッターの異音は「故障の入口」のことが多い
シャッターは、毎日のように上げ下げを繰り返す中で、少しずつ各部品がすり減ったり、油分が抜けたりしていきます。新品の頃は静かに動いていたものが「だんだんうるさくなってきた」と感じるのは、その経年変化のあらわれです。
「いつもと違う音」は早めの点検サイン
大切なのは「いつもと音が変わったかどうか」です。長年同じ音で動いているなら大きな心配はいりませんが、急にキーキー・ガラガラと鳴り出した、あるいは日に日に音が大きくなっている、という場合は、内部で何らかの不具合が進んでいる可能性があります。音は、目に見えない不具合を教えてくれる数少ないサインです。「気のせいかな」で済ませず、一度立ち止まって確認してみてください。
音だけのうちに対処すると修理が軽く済みやすい
現場の感覚として、「音だけ」の段階で見ていただけると、注油や部品の増し締めといった軽い処置で済むことが少なくありません。逆に、音を放置して「動かなくなった」「途中で止まる」という段階まで進むと、部品交換が必要になり、結果として費用も時間もかかってしまうことがあります。早く気づくほど、対処は軽く済みやすいということです。
音の種類別|シャッターの異音でわかる原因の見分け方
ひとくちに異音といっても、音の種類によっておおよその原因の傾向が見えてきます。あくまで目安ですが、ご自身の状況を整理する参考にしてください。
「キーキー」「ギーギー」という擦れ音
もっとも多いのがこのタイプで、ガイドレールやスラット(シャッターの可動板)の潤滑切れ(油切れ)が原因のことが多い音です。金属同士が油分の切れた状態で擦れ合うことで生じます。比較的、注油で改善しやすい音です。
「ガタガタ」「カタカタ」という振動音
部品のゆるみや、ガイドレールとスラットの間に少し余裕が出てきている時に出やすい音です。経年でネジや固定部分がゆるんでくると、開閉のたびに細かく振動して音が出ることがあります。
「ガラガラ」「ゴロゴロ」「うなり音」
可動部の摩耗や、電動シャッターの場合は開閉機(モーター)まわりの劣化で出やすい、重く大きめの音です。とくに電動で「うなるような音はするのに動きが鈍い・止まる」という場合は、別の不具合が隠れていることもあります。詳しくは電動シャッターがうなって動かない|音はするのに開かない原因と対処法もあわせてご覧ください。
シャッターから異音がする主な原因5つ
ここからは、現場でよく見かける異音の原因を5つに整理してお伝えします。実際には複数が重なっていることもあり、最終的な原因は現場で確認しないと断定はできませんが、傾向としてご理解いただければと思います。
原因1:ガイドレール・スラットの潤滑切れ(油切れ)
もっとも多い原因です。ガイドレール(シャッターが上下する両側のレール)や、スラットがレールを通る部分の油分が抜けると、擦れてキーキーと鳴ります。とくに乾燥する季節や、長く注油していないシャッターで起こりやすい症状です。これは比較的、適切な注油で改善することが多い原因です。注油の正しいやり方はシャッターの注油箇所まとめ|やってよい範囲とNG箇所をプロが解説で詳しくご紹介しています。
原因2:各部品のゆるみ・経年劣化
長年の開閉で、各部の固定がゆるんだり、部品が少しずつへたってきたりすることがあります。ゆるみが出ると、開閉のたびにガタついて音が出るようになります。増し締めなどで改善することもありますが、どこがゆるんでいるかの見極めは専門的な確認が必要です。
原因3:軸受けなど可動部の摩耗
シャッターを巻き取る軸まわりなど、回転する部分が経年で摩耗すると、ゴロゴロ・ガラガラといった音が出ることがあります。可動部の摩耗は内部で進むため、外から見ただけでは分かりにくく、点検で確認すべき部分です。
原因4:電動の開閉機・駆動部の劣化(電動シャッター)
電動シャッターでは、開閉機(モーター)やそれに連動する駆動部品が劣化すると、うなり音やガチャガチャという音が出ることがあります。音とあわせて「動きが遅い」「途中で止まる」といった症状がある場合は、モーターまわりの不具合が進んでいることもあるため、早めの点検をおすすめします。
原因5:ガイドレールの変形・異物のかみ込み
車をぶつけた、台風で飛来物が当たったなど、物理的な衝撃でガイドレールの溝幅が狭くなると、スラットが通るときに引っかかって音が出ることがあります。また、レールの中に小石やゴミなどの異物がかみ込んでいる場合も、ガリガリとした引っかかり音の原因になります。レールの変形は、ご家庭での自己修理が難しいレベルのため、プロによる点検が必要です。
自分でできる対処とやってはいけないNG行為
異音に気づいたとき、ご自身で試せることと、絶対にやってはいけないことがあります。安全のため、ここはしっかり押さえてください。
まずできること:レールの清掃と適切な注油
ガイドレールに見えるゴミや小石があれば取り除き、レール部分に適量を薄く注油してみてください。使う油は、揮発が遅くホコリを吸いにくいシリコンスプレーが適しています。どこに・どう使えばよいかはシャッターのシリコンスプレーはどこに使う|正しい場所とNG箇所を参考にしてください。擦れ音であれば、これで落ち着くことがあります。
やってはいけないNG行為
シャッター内部のバネ(スプリング)まわりには触らないでください。シャフトの中には左右一対の強い張力がかかった部品が入っており、知識のない方が不用意に触ると、部品が外れてシャッターが一気に落下し、大きなケガにつながる危険があります。また、無理にこじ開けたり、分解したり、大量の油を吹き付けたりするのも避けてください。大量の油はかえってホコリを呼び、逆効果になります。
注油しても直らない・音が大きくなる時
注油やレール清掃を試しても音が消えない、あるいはむしろ音が大きくなっている、という場合は、潤滑切れ以外の原因(部品の摩耗・ゆるみ・変形など)が進んでいる可能性があります。この段階で無理に動かし続けると不具合が広がることがあるため、専門業者の点検を受けてください。
こんな異音は早めにプロへ(放置が危険なケース)
音だけでなく、次のような症状が一緒に出ている場合は、早めにプロへご相談ください。
異音に加えて「動作の異常」が出ている
「途中で止まる」「重くて開けにくい」「斜めに閉まる」といった動作の異常が異音と一緒に出ている場合は、単なる油切れではなく、部品やバネ、レールに不具合が出ているサインのことがあります。たとえば急に重くなった場合は手動シャッターが重い・開けにくい原因4つ|急に重くなった時の対処法、サビが気になる場合はシャッターのサビで動きが重い原因|放置NGの理由と対処法を解説もあわせてご確認ください。
放置するとどうなるか
異音は「無理がかかっている」サインのことが多く、放置すると、ある日突然動かなくなったり、開けたまま閉まらなくなって防犯面で困ったりすることがあります。音のうちに対処しておくほうが、結果的に安心で、修理も軽く済みやすいです。「いつもと音が違う」と感じたら、その時が点検のタイミングです。
気になる修理費用について
修理費用は、異音の原因が注油で済むものか、部品交換が必要なものかによって大きく変わります。シャッターのサイズや設置状況、電動・手動の違いによっても異なるため、一律にいくらとはお伝えできません。だからこそ(株)若松シャッターでは、代表の若松が直接現場を拝見し、その場で原因と概算費用をお伝えしています。現地調査・お見積もりは完全無料です。実際にどんな修理をどのくらいの費用で行ったのかは、料金を公開している施工事例をご覧いただくのが分かりやすいと思います。
実際の施工事例はこちら:施工事例一覧((株)若松シャッター)
はじめての業者選びは不安なものです。若松シャッターの対応エリア・施工実績・代表のプロフィール・会社情報は 公式サイト でご確認いただけます。納得のうえでご相談ください。
よくあるご質問
Q1. シャッターのキーキー音は、自分で注油すれば直りますか?
擦れ音(油切れ)が原因であれば、レールへの適切な注油で改善することが多いです。ただし、注油しても直らない・むしろ音が大きくなる場合は、部品の摩耗やゆるみなど別の原因が考えられます。その際は無理に動かさず、点検をおすすめします。
Q2. 異音はするけれど、まだ普通に開け閉めできます。放っておいても大丈夫でしょうか?
動いているうちでも、異音は「どこかに無理がかかっている」サインのことが多いです。音だけの段階で見ていただくと、軽い処置で済むことが多く、動かなくなってからより費用も手間も抑えやすいです。気になる音が続くなら、早めの点検が安心です。
Q3. どんな油を使えばいいですか?
ガイドレールには、揮発が遅くホコリを吸いにくいシリコンスプレーが適しています。速乾タイプの潤滑剤は定期メンテには不向きです。なお、シャッター内部のバネまわりはご自身で触らないでください。危険なため、必ずプロにお任せください。
まとめ
シャッターから異音がする主な原因は、潤滑切れ・部品のゆるみや劣化・可動部の摩耗・電動の駆動部の劣化・レールの変形や異物のかみ込みの5つです。多くはキーキーという擦れ音で、適切な注油で落ち着くこともありますが、音が大きくなる・動きも悪いといった場合は故障の初期サインのことがあります。バネまわりには絶対に触らず、注油で直らないときは早めにプロへご相談ください。「どんな現場も、代表が直接見ます。」音の様子をうかがうだけでも、お役に立てることがあります。
あわせて読みたい関連記事:
- シャッターの注油箇所まとめ|やってよい範囲とNG箇所をプロが解説
- 電動シャッターがうなって動かない|音はするのに開かない原因と対処法
- 手動シャッターが重い・開けにくい原因4つ|急に重くなった時の対処法
- シャッターの仕組みと構造|5つの部品の名称と役割をプロが解説
お住まいのエリアの「異音」記事
同じ「異音」症状でも、エリアごとに施工事例や傾向をまとめています。対応エリア(兵庫・大阪)にお住まいの地域があれば、あわせてご覧ください。
どんな現場も、代表の若松が直接伺い、その場で原因と概算費用をお伝えします。
現地調査・お見積もりは完全無料です。
