こんにちは!兵庫・大阪全域でシャッター修理・交換を行っている『(株)若松シャッター』代表の若松です。今回は「シャッターが横にずれてしまう」症状について、17年の現場経験から分かりやすく解説します。
結論から言うと、シャッターが横にずれる原因は①開閉のたびの振動や風による片寄り②スラットの端に付いている「ずれ止め」部材の変形、の2つです。スラットは1枚ずつ横から差し込んで組み上げるため数ミリの遊びがあり、使っていれば必ずどちらかに寄っていきます。まずは開け閉めしたときにキィキィという擦れ音が出ていないかを確認してください。音が出ているなら、ご自分で戻そうとせず点検をご依頼ください。
「最近シャッターを開けるとキィキィ鳴るようになった」「よく見るとスラットが片側に寄っている気がする」——大阪市福島区でも、こうしたご相談をいただくことがあります。横ずれは、どこかが折れたり外れたりするわけではないので、つい後回しにされがちな症状です。ただ、この症状は放っておくと直す範囲がじわじわ広がっていくタイプのものです。この記事では、横ずれが起こるしくみ、ご自分でできる確認、やってはいけないこと、そして修理の進め方までを順にご説明します。
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シャッターの横ずれとはどんな状態か
横ずれとは、シャッターの板(スラット)が左右のどちらか一方に寄っていく状態のことです。ある日突然そうなるのではなく、開け閉めを重ねるうちに少しずつ寄っていきます。
見た目と音で分かるサイン
いちばん分かりやすいのは、シャッターを閉めきった状態で左右のガイドレールとの納まりを見比べることです。片側だけスラットが深く入り込み、反対側は浅くなっていれば、寄っている可能性があります。
音のほうがもっと先に出ることもあります。開け閉めのときに「キィキィキィ」と鳴くような音が出るのは、片寄ったスラットがガイドレールの奥に擦れながら動いているサインです。
- 閉めきったとき、左右でレールへの入り方が違って見える
- 開け閉めのたびに「キィキィ」と擦れるような音が出る
- 以前より動きが渋く、途中で引っかかる感じがある
「斜めに下がる」「はみ出し」とは別の症状です
よく混同されますが、シャッターが「斜めに下がる」のは、左右のバランスを取っているバネの片側が切れたときに起こる別の症状です。左右方向にスラットが寄る横ずれとは、原因も直し方も違います。
また、スラットが前後方向にせり出す「はみ出し」も、横ずれとは別の症状です。横ずれが進んだ結果としてはみ出しが起こるわけではありませんので、症状としては切り分けて考えます。
シャッターが横ずれする原因は2つ
現場で見ていると、横ずれの原因は大きく2つに絞られます。原因をあれこれ並べるより、この2つを押さえていただくほうが実際の判断に役立ちます。
原因① 開閉時の振動と風による片寄り
これが最も大きな要因です。シャッターは開閉のたびに前後にわずかに揺れます。その揺れが積み重なることで、スラットが少しずつ片側へ寄っていきます。
風の影響も同じ方向に働きます。台風のような強い風はもちろん、大型車が通ったときに起こる風でも、シャッターは押されたり引かれたりします。建物自体がわずかに傾いている場合も、寄る向きが決まりやすくなります。
原因② スラット端の「ずれ止め」部材の変形
スラットの端には、横方向に動きすぎないよう押さえておくための小さな部材が付いています。これが変形すると、スラットは以前より簡単にずれるようになります。
変形は外から見えにくく、シャッターを上げた状態で近くから見ないと分からないことがほとんどです。ここは点検の際に必ず確認する箇所のひとつです。
なぜ横ずれは避けられないのか
ここが横ずれのいちばん大事なところなので、少し構造の話をさせてください。シャッターのスラットは、工場で一体に作られたものを運んでくるのではなく、現場で1枚ずつ横から差し込んで組み上げます。差し込んで組む以上、各スラットには差ししろの分だけ、数ミリの横方向の遊びが必ず残ります。
つまり、遊びがある以上、使っていればどちらかに寄っていくのは避けようがありません。横ずれは施工が悪かったから起こるものではなく、シャッターを使っていれば必ず出てくる状態です。ミリ単位で水平に取り付けても、横ずれ・片寄りは出ます。
だからこそ、壊れてから慌てるのではなく、音が出はじめた段階で見ておくことに意味があります。
大阪市福島区で横ずれのご相談が多い背景
大阪市福島区は日常的にお伺いしているエリアです。区の特徴を考えると、横ずれが出やすい条件がそろっている場所だと感じています。
幹線道路沿いは大型車の通行風を受けやすい
福島区には国道2号やなにわ筋、あみだ池筋といった交通量の多い道路が通っており、その沿線には店舗やガレージ付きの建物が並んでいます。大型車が近くを通るたびにシャッターは押されたり引かれたりし、開閉時の揺れと同じように片寄りを進める力を受け続けることになります。原因①がじわじわ効いてくる立地です。
飲食店・店舗は1日の開閉回数が多い
福島区は飲食店の多い街です。仕込みで一度開けて閉め、開店前にまた開け、閉店で閉める——というように、住宅のシャッターに比べて開閉の回数が何倍にもなります。横ずれは開閉の積み重ねで進む症状ですので、同じ年数でも店舗のシャッターのほうが早く症状が出やすくなります。
「まだ新しいのにもう音が鳴る」というご相談をいただくことがありますが、シャッターの傷み具合は年数ではなく開閉の回数で決まります。設計上の目安は開閉1万回で、これが交換を考えはじめる目安です。毎日何度も開け閉めするお店では、この回数に届くのが早くなります。
ご自分でできる確認と、やってはいけないこと
ご自分でできる確認
- シャッターを閉めきり、左右のガイドレールとの納まりを見比べる。片側だけ深く入っている、反対側に不自然なすき間があるなら片寄りが出ています
- ゆっくり開け閉めして、どのあたりで「キィキィ」と音が出るかを聞く。全体で鳴るのか、決まった高さで鳴るのかをメモしておくと点検が早くなります
- ガイドレールの中に、物や落ち葉、砂などが挟まっていないかを見る。挟まっているものがあれば取り除く
- シャッターを上げた状態でスラットの端を見て、押さえの部材が曲がっていないか、外から見える範囲で確認する
ここまでで直らない場合は、それ以上ご自分で手を入れず、状態を見せていただくのが結果的に早く安く済みます。
やってはいけないこと
- 寄ったスラットを力ずくで戻そうとする:手で押し戻せるものではありません。無理に力をかけるとスラットが変形し、直す範囲が広がります
- 音が鳴るからと油をさす:横ずれによる擦れ音は油では止まりません。ガイドレールのお手入れにお使いいただくならシリコンスプレーです。固まった金具を一時的にゆるめる用途の浸透潤滑剤は、油分が残ってホコリや砂を抱き込むため、日ごろのお手入れには向きません
- 音が鳴ったまま使い続ける:これがいちばん多い進み方です。音は止まらず、擦れる場所が削れていきます
- ケースの中やシャフトまわりに手を入れる:強い力のかかっている部分です。脚立に上がっての作業も含め、ご自分では触らないでください
放置するとどうなるか
擦れ音から、軸受け(ブラケット)の削れへ
横ずれで最初に出るのが「キィキィ」という擦れ音です。片寄ったスラットがガイドレールの奥に当たりながら動いている音で、ここが最初の目印になります。
そのまま使い続けると、シャッターの軸を受けている軸受け(ブラケット)が、旋盤で削るように削られていきます。開け閉めのたびに少しずつ削れていくので、ある日壊れるのではなく、気づいたときには部材そのものが痩せている、という進み方をします。
直す範囲が広がるほど工事は大きくなる
音が出はじめた段階であれば、片寄りを整える範囲で収まることが多くあります。ところが軸受け(ブラケット)まで削れてしまうと、部材の交換が必要になり、工事の規模が変わってきます。
お店のシャッターであれば、工事の日は営業に影響が出ます。音の段階で見ておくほうが、費用の面でも営業の面でも軽く済むというのが、現場で見てきた実感です。
「これは自分では難しそう」と感じられたら、無理をせずご相談ください。
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修理の方法と、ご相談から工事までの流れ
片寄りの修正で収まる場合
音が出はじめたばかりで、擦れている部分に大きな傷みがなければ、寄ったスラットの位置を整え、レールとの当たりを見ながら調整していきます。部材の状態によっては、現地でそのまま作業に入れることもあります。
ずれ止めや軸受け(ブラケット)まで傷んでいる場合
押さえの部材が変形している場合や、軸受け(ブラケット)が削れている場合は、部材の交換が必要になります。この場合は部品の手配が必要になりますので、現地調査の日にその場で完了する工事ではなく、日を改めての施工になります。
どこまで進んでいるかは、実際にシャッターを動かして音の出方と当たり方を見ないと分かりません。現場で確認したうえで、必要な範囲をその場でご説明します。
ご相談から工事までの流れ
- お電話またはLINEでご連絡をいただきます。音が出はじめた時期や、開け閉めの頻度をお聞かせください
- 代表が現地へお伺いし、実際に開け閉めしながら片寄りの向きと当たり方を確認します
- その場で原因と、必要な作業の範囲、概算の費用をご説明します
- 部材の交換が必要な場合は、手配のうえ日を改めて施工します
気になる修理費用について
費用は、片寄りの整えだけで収まるのか、部材の交換まで必要なのかで大きく変わります。シャッターの大きさや設置場所によっても変わりますので、正確な金額をお伝えするには、実際に見せていただくのが確実です。現地調査・お見積もりは無料ですので、金額を知りたいだけの段階でもお声がけください。
「だいたいいくらくらいかかるのか」の感覚をつかんでいただくために、当社では実際にお引き受けした工事を施工事例として公開しています。作業の中身と、実際にお出しした金額をそのまま載せていますので、ご相談の前に目を通していただくと分かりやすいと思います。
実際の施工事例はこちら:施工事例一覧((株)若松シャッター)
横ずれ修正の実例:
【大阪市】での実例:
会社のことをきちんと確かめてから相談したいという方は、対応エリア・実績・会社情報をまとめた(株)若松シャッター 公式トップもご覧ください。どんな人間が現場に伺うのか、安心して判断していただけます。
よくあるご質問
Q1. 横ずれは自分で戻せますか?
戻せません。手で押して直るものではなく、力をかけるとスラットが変形して直す範囲が広がります。ご自分で手を入れていただくのは、レールに挟まった物を取り除くところまでとお考えください(見る・聞くだけの確認は問題ありません)。
Q2. キィキィ音が鳴っていますが、まだ動くので急がなくてよいですか?
動いているうちに見ておくのがおすすめです。理由は次のとおりです。
- 擦れ音は横ずれの初期のサインで、放っておいても止まりません
- 使い続けるほど軸受け(ブラケット)が削れ、部材交換が必要になります
- 音の段階なら、片寄りを整える範囲で収まることが多くあります
Q3. 修理にはどれくらい時間がかかりますか?
片寄りを整えるだけで収まる場合は、現地でそのまま作業できることもあります。部材の交換が必要になる場合は手配が必要ですので、日を改めての施工になります。お店の営業に関わる場合は、ご都合のよい時間帯に合わせて調整しますので、ご相談ください。
Q4. 施工が悪かったから横ずれしたのでしょうか?
いいえ。スラットを1枚ずつ差し込んで組む構造上、必ず数ミリの遊びが残ります。どれだけ精度よく取り付けても、開け閉めを重ねれば片寄りは出ます。不具合というより、使っていれば出てくる状態とお考えください。
Q5. 横ずれを予防する方法はありますか?
完全に止めることはできませんが、進みを遅くすることはできます。
- ガイドレールの中に物や砂を溜めない
- ガイドレールのお手入れにはシリコンスプレーを使う
- 勢いよく落とすように閉めず、最後までゆっくり動かす
- 音が変わったら、そのタイミングで一度見てもらう
まとめ
シャッターの横ずれは、①開閉時の振動と風による片寄り②スラット端のずれ止め部材の変形、の2つで起こります。スラットを1枚ずつ差し込んで組む構造である以上、使っていれば必ず出てくる状態で、施工の善し悪しの話ではありません。
大阪市福島区のように交通量の多い道路沿いの建物や、1日に何度も開け閉めする店舗のシャッターでは、症状が早く出やすくなります。目印は「キィキィ」という擦れ音です。この段階で見ておけば軽く済むことが多く、放置して軸受け(ブラケット)が削れてしまうと工事が大きくなります。
音が気になりはじめたら、それが見るタイミングです。どんな現場も、代表が直接見ます。兵庫・大阪エリアのシャッターのことなら(株)若松シャッターへ、お気軽にご相談ください。
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