こんにちは!兵庫・大阪全域でシャッター修理・交換を行っている『(株)若松シャッター』代表の若松です。今回はシャッターから雨水が漏れる・隙間風が入るトラブルについて、17年の現場経験から分かりやすく解説します。
「シャッターを閉めているのに、雨が降ると下から雨水が染みてくる」「冬場や強風の日にヒューヒューと隙間風が入る」――梅雨や台風の季節になると、本当によくいただくご相談です。お気持ち、よく分かります。「壊れているのか、それともシャッターってこういうものなのか」がそもそも分かりにくいですよね。今日はまず大前提として「シャッターは防水ではない」というところから、よくある3つの原因、対処の方向性までを正直にお伝えしますね。
「雨が降るたびに困っている」「梅雨入り前に何とかしたい」と感じておられるなら、無理に応急処置をする前に、まずご相談ください。お電話、もしくはLINE無料相談から、お気軽にどうぞ。LINEで現状の写真を送っていただければ、代表が見て原因のアタリをつけてお返事できますよ。
大前提|シャッターは「防水」ではありません
最初に押さえておいていただきたいのが、一般的な住宅・店舗・倉庫用のシャッターは「防水」ではないということです。動作させるために構造上どうしても隙間が必要で、スラット(板)同士の継ぎ目、ガイドレールとスラットの間など、わずかな隙間が設計上織り込まれているんですね。
そのため、新品の状態でも完全に雨水・風をシャットアウトすることはできません。「ぽたぽたと水が垂れる」「外がはっきり見えるほどの隙間がある」というレベルでなければ、必ずしも故障とは限らないんです。
「防水シャッター」と呼ばれる水害対策専用のシャッターも存在しますが、価格や取付条件の関係で一般のご家庭のガレージにはほとんど採用されません。基本的には「シャッターは多少の水・風は入るもの」とご理解いただくのが現実的です。
雨水・隙間風が増えてきた時の3つの主な原因
「新品の時はそんなに気にならなかったのに、最近ひどくなった」というご相談の場合、原因は主に3つに分かれます。順番に解説しますね。
原因①:座板と床の隙間(標準ではゴムなし+床勾配)
意外に思われるかもしれませんが、シャッターの座板(最下部のバー)の下側には、標準ではゴムやパッキンは付いていません。動作のためにどうしても床との間に隙間が必要なので、最初から「ぴったり密着」という状態にはできない構造なんですね。
そのため、設置されている床に勾配(傾き)があると、雨水が低い側へ流れて座板の隙間から自然と中に入ってきます。これは手動シャッターでも電動シャッターでも、構造上どうしても起こる現象なんです。
「雨が降ると毎回水が入ってくる」というお宅は、シャッターが壊れているわけではなく、床勾配と座板の隙間の組み合わせが原因のケースが大半です。後付けで座板にゴム(パッキン)を取り付けるオプション工事で、かなり改善できることが多いですよ。
原因②:ガイドレール下部の腐食
ガイドレール(シャッター左右の溝)は、雨が降ると下部に水が当たったり溜まったりしやすい部位です。鉄製のレールの場合、長年の使用で経年劣化により腐食(サビ)が進み、レール本来の形状が崩れて隙間が広がってしまうことがあります。
レール下部の腐食は、雨水の侵入経路を広げるだけでなく、シャッターの動きにも悪影響が出てきます。「最近、シャッターがガタガタ動くようになった」「下のほうで引っかかる感じがある」と感じておられるなら、レール下部の状態を見させていただくのが安心です。
原因③:シール材の劣化(シールがあるシャッターのみ)
シャッターと外壁・下地の取り合い部分にコーキング(シーリング)処理がされている場合は、そのシール材も雨水侵入の経路になることがあります。ただし、すべてのシャッターにシール処理がされているわけではありませんので、ご自宅のシャッターが該当するかは現場確認が必要です。
シール処理がされている場合でも、10年程度で劣化が始まります。亀裂が入り、その隙間から雨水が壁内や枠内に回り込んでいくと、シャッター本体の不具合だけでなく、壁の傷み・カビ・電動シャッターの場合は配線部分への影響まで、被害が広がってしまうことがあります。
シール材は、施工から10年を超えたら一度プロに見てもらい、必要に応じて打ち替えるのが安心ですよ。
ご自宅でできるセルフチェックの方法
シャッターを完全に下ろした状態で、内側から3つだけ確認してみてください。これで原因のアタリがつきますよ。
①下端と床の間に光が筋状に漏れていないか
室内側から見て、座板と床の間に連続的な明かりが筋状に見える場合は、原因①(座板と床の隙間+床勾配)の可能性が高いです。床勾配との組み合わせで、雨が降ると水が入ってきやすい状態と言えます。
②左右のガイドレール沿いに濡れジミ・サビ汁の跡がないか
左右のガイドレールに沿って、雨が止んだ後に決まったラインのシミやサビ汁の跡がある場合は、原因②(ガイドレール下部の腐食)または原因③(シール材の劣化)の可能性があります。ガイドレール自体の状態と、レール周囲のシール処理の有無を、プロが現場で見極める必要があります。
③スラット1枚1枚の継ぎ目から外光が見えていないか
スラット同士の継ぎ目から、点状ではなく線状に光が漏れている箇所があれば、その付近のスラットが変形している可能性があります。車をぶつけた、台風で飛来物が当たった、といった物理的な衝撃でスラットが部分的に曲がると、その箇所だけ閉まりきらず雨水・風の通り道になるんです。
シャッターの物理的な損傷については、シャッターに車をぶつけた・スラットが凹んだ時の対処法もあわせてご覧くださいね。
対処はプロに任せた方が安全な3つの理由
「自分でシール材を塗れば直るかな?」と考えがちですが、シャッターの雨水・隙間対策は、市販材料での素人作業では逆に状態を悪化させるケースが多いんです。
理由①:シール材を素人作業で盛るとシャッターが動かなくなる
市販のシーリング材をご自身でガイドレール周辺に盛ってしまうと、シャッターの開閉自体が重くなり、最悪の場合モーターが焼き付いたり、片側だけ引っかかって動かなくなったりするケースを、現場で何度も見てきました。
理由②:原因の見極めが難しい
「雨水が入る」という症状でも、原因①②③のどれなのかで対処方法が全く違います。間違った場所に手を入れても改善しないですし、結局はプロを呼ぶことになるケースが大半です。最初から見てもらう方が、結果的に時間も費用も少なく済むことが多いですよ。
理由③:「完全防水」は一般シャッターでは実現できません
大前提でお伝えした通り、一般のシャッターは構造上「防水」ではありません。「水が一滴も入らない状態にしたい」というご要望は、残念ながら部品交換やオプション工事では実現が難しいんです。「ある程度のところまで改善する」が現実的な落とし所になります。
逆に、「梅雨や台風シーズンに以前より明らかに水が入るようになった」「これまでなかった隙間風を感じる」というレベルであれば、部品交換やシール打ち替えでかなり改善できるケースが多いです。まずは現状を見させていただいて、現実的な対処方針をご提案しますね。
気になる修理費用について
「だいたいいくらくらいかかるの?」と気になりますよね。ただ、シャッター修理の費用は、症状の原因・シャッターの種類や劣化具合によって本当に大きく変わってきます。座板へのゴム取付だけで済むケースから、ガイドレール交換・シール打ち替えまで含めて対応するケースまで幅があるんです。
正確な金額をお伝えするには、やはり一度現場を見させていただくのが確実です。当社では現地調査・お見積もりは完全無料。代表が直接伺って、その場で原因を特定し、概算金額までお伝えしますので、ご安心くださいね。
実際の修理にかかった費用やビフォーアフターについては、当社の『施工事例』で多数公開しています。似たような症状がないか、ぜひ参考にしてみてください。
よくあるご質問
Q. シャッターを「完全防水」にすることはできますか?
A. 一般のご家庭のシャッターでは、構造上「完全防水」は現実的に難しいです。座板へのゴム取付や、ガイドレール周辺のシール打ち替えで、かなり改善できることは多いですよ。水害対策専用の「防水シャッター」も存在しますが、価格や取付条件の関係で、一般家庭のガレージにはほとんど採用されません。
Q. 市販のシーリング材で自分で直してもいいですか?
A. おすすめしません。シール材を素人作業で盛ると、シャッターの開閉が重くなったり、モーターが焼き付いたり、片側が引っかかったりするケースが現場で本当に多いんです。「雨水を止めるはずが、シャッター自体が動かなくなった」という二次被害が一番怖いので、プロにお任せいただく方が安全ですよ。
Q. いつ頃ご相談するのがおすすめですか?
A. 梅雨入り前・台風シーズン前が一番おすすめです。シーズン中のご依頼は混み合いやすく、対応までお待ちいただくこともあります。「気になり始めた今のうちに見てもらう」のが、結果的に一番ストレスなく済みますよ。
まとめ|気になったら梅雨入り前のご相談がおすすめ
シャッターからの雨水・隙間風は、必ずしも「壊れている」ではなく、「シャッターはそもそも防水ではない」+「経年で部品の劣化が進んでいる」というケースが大半です。座板下のゴム取付・ガイドレールの状態確認・シール材の打ち替えなど、現実的にできる対処はたくさんありますよ。
ただし放置すれば、ガイドレールのサビ進行や壁内への雨水回り込みなど、別の故障につながることもあります。気になり始めたら、梅雨入り前にぜひ一度ご相談ください。どんな現場も、代表が直接見ます。兵庫・大阪エリアのシャッターのことなら(株)若松シャッターへ、お気軽にご相談くださいね。
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