こんにちは!兵庫・大阪全域でシャッター修理・交換を行っている『(株)若松シャッター』代表の若松です。今回は「手動シャッターの電動化」について、17年の現場経験から分かりやすく解説します。
結論から言うと、手動シャッターの電動化は「今あるシャッターにモーターだけを足す」工事ではなく、巻取り軸(シャフト)ごと、新品のスプリング(バネ)とモーターが工場で組み込まれたユニットに入れ替えるのが基本です。スラット・ガイドレール・ケースといった本体側が使える状態なら、多くは半日から1日で入れ替えができます。まずは、今のシャッターを何年くらい使っているか、上げ下げが重くなっていないかをご覧になってみてください。電源の工事をともなうため、ご自身での取り付けはできません。
「毎朝、車を出す前に一度シャッターを持ち上げるのが、ここ数年でこたえるようになった」——電動化は、こうした日々のわずかな負担が積み重なったところでご相談をいただく工事です。ただ、いざ調べはじめると「後付けキット」「シャフト交換」「本体ごと交換」と言葉が並び、自分の家がどれに当てはまるのか分かりにくいと思います。この記事では、電動化の方法の違い、ご相談の前に見ておいていただきたいこと、そして箕面市のように坂の多い土地・山が近い土地で気をつけたい点までを、順番にまとめました。
ご自宅やお店のシャッターが電動化できる状態かどうか気になる場合は、お気軽にご相談ください。お電話(072-710-5472)、もしくは💬 LINEで無料相談から、代表の若松が直接お応えします。
箕面市で電動化のご相談をいただく場面
電動化は「壊れたから直す」修理と違い、ご自身のタイミングで決められる工事です。だからこそ、どういうきっかけでご相談をいただくことが多いのかを知っておくと、ご自宅の状況と重ねて考えやすくなります。
電動化を考えはじめるきっかけ
- 持ち上げるのが年々重くなってきた(重さを支えているバネの力が弱まってきているサイン)
- ご家族が高齢になり、毎日の上げ下げが負担になってきた
- 通勤・送り迎えで1日に何度も開け閉めしていて、腰や肩にきている
- お店の開店・閉店で毎日2回上げ下げしている
- 手動シャッターの交換時期が近く、どうせ替えるなら電動にしたい
箕面市で多いご相談の傾向
箕面市は北の山地から南の平地へ、まとまった高低差を抱えた市域です。如意谷・箕面・桜ケ丘のあたりや粟生間谷から彩都方面にかけては坂の途中に構えたお宅が多く、前面道路に傾斜があるぶん、車を停めたまま降りて開け閉めするのが気になる、という理由で電動化をお考えになる方がいらっしゃいます。坂道では車をいったん停める位置にも気を使いますので、乗ったまま開けられることの価値が、平地よりはっきり出るところです。
もうひとつ、箕面市ならではだと感じるのがガイドレール(左右の溝)への落ち葉や砂の入り込みです。山手の住宅地や緑の多い通り沿いでは、季節の変わり目にレールの下側へ細かいゴミが溜まりやすく、これが動きの重さや引っかかりの原因になります。「重くなってきたから電動にしたい」というご相談で伺うと、原因の一部がここにあった、ということも実際にあります。
また、阪急箕面線沿いや牧落・桜井のあたりには、建てられたときのまま手動シャッターを使い続けてこられたお宅が今も多く残っています。近年は駅前の再整備や住み替えを機に、家まわりを一度に見直したいというご相談の中で電動化のお話が出てくることも増えました。
今は手動のままでも困らない場合
反対に、取り付けからまだ年数が浅く、軽く動いていて、上げ下げの回数も少ないというお宅であれば、急いで電動にする必要はありません。電動化は「使い勝手を良くする工事」ですので、今お困りでないなら手動のままお使いいただいて構いません。迷われている場合は、今重いのか軽いのか、何年くらい使っているのかをお聞かせいただければ、そもそも必要かどうかも含めてお答えします。
手動シャッターを電動化する方法は大きく2つ
電動化と一口に言っても、やり方はひとつではありません。当社が採っている2つの方法と、世の中にあるもうひとつの選択肢を、順にご説明します。
方法1:巻取り軸(シャフト)ごと新品ユニットに交換する
いちばん多いのがこの方法です。シャッター上部にある巻取り軸を、新品のスプリング(バネ)とモーターがメーカーの工場であらかじめ組み込まれた新品のユニットごと、丸ごと入れ替えます。今使っているスラット・ガイドレール・ケースといった本体側は、状態が良ければそのまま活かせます。
この方法の要点は、重さを支えているバネも新品になるということです。手動シャッターは必ずバネの力でスラットの重さを相殺していて、そのバネは年数とともに弱まっていきます。シャフトごと替えるやり方では、そこも含めて新しくなります。工事は、本体側が使えて電源工事の規模が大きくならないケースであれば、半日から1日で終わることが多いです。
方法2:本体ごと電動シャッターに交換する
スラットのサビや変形が進んでいる、ガイドレールが傷んで歪んでいる、といった場合は、本体ごと電動シャッターに入れ替えます。巻取り軸だけ新しくしても、動く相手であるスラットやレールが傷んでいれば、引っかかりや動きの渋さはそのまま残ってしまうためです。長年レールに砂やゴミを噛ませたまま使ってこられた場合も、レールの傷み具合によってはこちらをご提案します。
市販の後付けキットという選択肢について
世の中には、今あるシャッターのバネとシャフトをそのまま使い、モーターだけを後から足す「後付けキット」も市販されています。実際にこの方法で施工されているケースもあり、選択肢のひとつとして存在するものです。
(株)若松シャッターでは、この後付けキットは採用せず、巻取り軸ごと新品ユニットに交換する方法を採っています。どちらが良い・悪いという話ではなく、当社はそういうやり方を選んでいる、ということです。ひとつ判断材料としてお伝えしておくと、後付けキットは今あるバネを活かす前提の方法ですので、シャッターを何年くらい使ってきたか、今のバネの状態がどうかも、あわせて考えておくと安心です。取り付けから間もないシャッターなら気にする場面は少ないですが、10年、15年と使ってきたものは、バネの側も同じだけ年数を重ねています。
ご相談の前にご自身で確認しておきたい3つのこと
お問い合わせをいただく前に、次の3つを見ておいていただけると、その場でお話が早く進みます。どれも道具は要りません。
確認1:途中で手を離したとき、どこで止まるか
- シャッターを胸の高さくらいまで上げます
- そこで、そっと手を離します
- その位置あたりで止まれば、バネの力はまだ残っています
- 手を離すとどの高さでもストンと落ちてくる場合は、重さを支えるバネの力が弱まっているサインです
正常な手動シャッターは、中間あたり(だいたい胸の高さくらい)で止まるのが基本です。バネの力加減で止まる位置には多少の幅がありますが、おおむね真ん中あたりと考えてください。ストンと落ちるようであれば、電動化を検討する前に、今の状態そのものが安全とは言えません。
確認2:ガイドレールに落ち葉や砂が噛んでいないか
- ガイドレール(左右の溝)の内側に、落ち葉のかけらや砂が溜まっていないか
- レールの下端、地面と接するあたりに土やゴミが詰まっていないか
- スラット(シャッターの板の部分)の下のほうに、サビの浮きやへこみがないか
- 閉めたときに、左右どちらかが先に着いていないか
ここは、緑の多い箕面市の住宅地ではとくに見ていただきたいところです。溝に溜まったゴミは、ほうきや掃除機で取り除ける範囲であればご自身でやっていただいて構いません。それで動きが軽くなるようなら、重さの原因の一部はここにあったということになります。巻取り軸は新品に替わりますので、現場で私が見るのは、これから先も使い続けていただく本体側です。写真を撮っておいていただけると、お電話やLINEの段階でもある程度お答えできます。
確認3:シャッターの近くにコンセントがあるか
電動化には電源が要ります。シャッターの近くに使えるコンセントがあるか、あるいはどのくらい離れているかで、配線工事の手間が変わります。「近くには無いが、家の中のここまでは来ている」という程度で構いませんので、把握しておいていただけると助かります。
なお、この電源・配線の工事には電気工事士の資格が必要です。ご自身での取り付けはできませんので、その前提でお考えください。(株)若松シャッターは代表が第二種電気工事士を持っており、電気工事もあわせて自社で対応できる体制を組んでいます。
電動化を決める前に知っておきたい判断材料
ご相談をいただいたとき、私が現場でお伝えしている内容をそのまま書いておきます。
サイズや設置状況によっては電動化できないこともある
シャッターの大きさ、上部のケースの余裕、取り付けられている状況によっては、電動化に向かないケースもあります。「うちは無理ですか」と聞かれることがありますが、これは図面や写真だけでは決めきれず、実際に見てはじめて判断できる部分です。
「重いから直したい」が電動化の話になる分かれ目
「重いから直したい」というご相談が、結果として電動化のお話になることはよくあります。重さの原因がバネの弱まりであれば、どちらにしても巻取り軸を替えることになるためです。そこまでやるなら電動にしておきたい、という考え方も、いや今回は手動のまま直しておきたい、という考え方も、どちらもあり得ます。逆に、原因がレールの汚れや動きの渋さだけだった場合は、掃除と注油で軽くなることもあります。そこも含めて現場で切り分けます。
ご自分で触らないでいただきたい場所
- 巻取り軸(シャフト)とスプリング(バネ)まわり——強い張力がかかっており、外れると本体が落下する危険があります
- シャッター上部のケースの内側——脚立に乗っての作業になり、転落の危険があります
- 電動化後の開閉機(モーター)や配線まわり——電気工事の資格が必要な領域です
この3か所は、ご自身では手を出さないでください。危険が「本体が落ちてくること」と「人が脚立から落ちること」の両方にまたがるためです。レールの掃除と、動きが渋いときの注油くらいまでがご自身の範囲、とお考えいただければと思います。
「これは自分では難しそう」と感じられたら、無理をせずご相談ください。
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電動化したあとに知っておきたいこと
停電したときの動き方
電動シャッターは電気で動きますので、停電すると動かなくなります。これは故障ではなく、電気が来ていないだけの状態です。手元の切替装置で手動操作に切り替えられるタイプもありますので、工事のときに操作方法をご説明します。取扱説明書は捨てずに残しておいてください。
電動になっても、レールの掃除と点検は続けてください
電動化すると開け閉めの負担は無くなりますが、ガイドレールに落ち葉や砂が入り込むことも、スラットが傷んでいくことも、これまでと変わらず起こります。むしろ、人の力で上げ下げしなくなるぶん「重くなってきた」という体の感覚で異変に気づけなくなります。動きの音が変わった、閉まりきるまでの様子がいつもと違う、と感じたらそのまま使い続けずに一度見せてください。緑の近いお宅では、季節の変わり目にレールの溝を見ていただくだけでも違います。
気になる修理費用について
電動化の費用は、シャッターの大きさ、選ぶ方法(巻取り軸ごとの交換か、本体ごとの交換か)、電源をどこから引くかによって変わります。同じ「電動化」でも現場ごとに条件が違うため、この場で金額をお示しすることはできません。現地を見せていただいたうえで、その場で概算をお伝えします。現地調査・お見積もりは無料です。
実際にどんな工事をして、どのくらいの請求になったのかは、施工事例のページで公開しています。文章で相場を説明するより、実例をご覧いただくほうが早いと思います。
実際の施工事例はこちら:施工事例一覧((株)若松シャッター)
【箕面市】での実例:【箕面市】スラット横ずれ修正工事
電動化・電動更新の実例:
会社のことをきちんと確かめてから相談したいという方は、対応エリア・実績・会社情報をまとめた(株)若松シャッター 公式トップもご覧ください。どんな人間が現場に伺うのか、安心して判断していただけます。
よくあるご質問
Q1.工事にはどれくらい時間がかかりますか?
- 巻取り軸ごとの交換で、本体側がそのまま使える場合は、半日から1日で終わることが多いです
- 本体ごと交換する場合や、電源を遠くから引く必要がある場合は、複数日いただくこともあります
- いずれも現地を見せていただいたうえで、日数の見込みを先にお伝えします
Q2.レールに落ち葉が入りやすいのですが、電動化で解決しますか?
- 電動化しても、レールに落ち葉や砂が入ること自体は変わりません
- 重さの原因がレールの汚れだけだった場合は、掃除と注油で軽くなることもあります
- まずレールの溝をご覧になってみてください。それでも重い場合は、バネの弱まりを疑う段階です
Q3.市販の後付けキットを自分で取り付けてもいいですか?
- 電源・配線の工事には電気工事士の資格が必要ですので、ご自身での取り付けはできません
- キット自体は選択肢として存在しますが、今あるバネをそのまま使う前提の方法です
- 使用年数が経っているシャッターの場合は、バネの状態も含めて考えておくと安心です
Q4.停電したときは開けられますか?
- 停電中は電気が来ていないため動きません。故障ではありません
- 手元の切替装置で手動操作に切り替えられるタイプもあります
- 切り替えの手順は製品によって違いますので、取扱説明書の手順に従ってください。工事の際にも操作方法をご説明します
Q5.電動化と、シャッターごと交換するのはどちらがいいですか?
- 本体側(スラット・ガイドレール・ケース)が使える状態なら、巻取り軸ごとの交換で済むことが多いです
- 本体の傷みが進んでいるなら、そこだけ新しくしても不具合が残るため、本体ごとの交換をお考えいただくほうが結果的に長く使えます
- この分かれ目は、現場でご一緒に見ながらご説明しています
まとめ
手動シャッターの電動化は、モーターだけを足す工事ではなく、巻取り軸ごと新品のユニットに入れ替えるのが基本です。重さを支えているバネも一緒に新しくなりますので、年数を重ねたシャッターほど、この方法との相性は良くなります。判断の分かれ目になるのは、これからも使い続ける本体側が元気かどうか。坂の多い箕面市では、乗ったまま開けられることの価値がはっきり出る一方、緑の近いお宅ではレールの汚れが重さの原因になっていることもあります。まずはガイドレールの溝と、手を離したときに止まる高さをご覧になってみてください。
どんな現場も、代表が直接見ます。兵庫・大阪エリアのシャッターのことなら(株)若松シャッターへ、お気軽にお声がけください。
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