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防火シャッターの横の扉(袖扉)の役割は?火事で閉まる順番も解説

こんにちは!兵庫・大阪全域でシャッター修理・交換を行っている『(株)若松シャッター』代表の若松です。今回は、防火シャッターの真横についている扉(袖扉)の役割と、火事のときにシャッターと袖扉がどんな順番で閉まるのかについて、17年の現場経験から分かりやすく解説します。

結論から言うと、防火シャッターの横にある扉(袖扉)は、シャッターが閉まっても人がそのまま通れる出入り口を確保するためのものです。火事のときは、まず袖扉が閉まり、それが閉じきったのを確認してから、少し間をおいてシャッター本体が下りてきます。これは逃げ遅れを防ぐための「連動」という仕組みで、扉はどれも人に当たらないよう、ゆっくり閉まるように調整されています。うまく閉まらない・勝手に動くといったときは、無理に触らず点検をご依頼ください。

店舗やビル、駐車場などで、シャッターの真横に小さな開き戸がついているのを見たことはありませんか。「これは何のための扉だろう」「普段は開けてもいいのか」と気になっている方は少なくありません。じつはこの扉、火事のときに人の安全を守るための大切な役割を持っています。この記事では、袖扉の役割と、いざというときの閉まり方の仕組み、そして「こうなったら点検を」というサインまで、順番にご説明します。

「うちの防火シャッターの袖扉、動きがおかしいかも」と感じられたら、お電話(072-710-5472)、もしくは💬 LINEで無料相談から、お気軽にどうぞ。業界歴17年の代表が直接お伺いします。

目次

防火シャッターの「袖扉(そでとびら)」とは

シャッターの真横についている「開き戸」のこと

袖扉(そでとびら)とは、防火シャッターの真横に一体で取り付けられた「押して開ける扉(開き戸)」のことです。シャッター本体が上下に開閉するのに対して、袖扉は横開きで、人が普段の出入りに使えるようになっています。シャッターをすべて下ろしてしまうと通れなくなる場所で、「人の通り道」を確保するために設けられているものです。閉まったときにシャッターと袖扉が一直線に並ぶタイプや、直角に納まるタイプなど、建物の形に合わせていくつかの納まり方があります。

中に「避難用の小さな扉」がついていることもあります

袖扉の中に、さらに小さな「避難用の扉(子扉)」が組み込まれていることもあります。これは、火事などでシャッターと袖扉が閉じてしまったあとでも、中に取り残された人がそこを押して外へ逃げられるようにするためのものです。大きな扉が閉まっても、人ひとりがくぐって避難できる逃げ道を残しておく——という考え方でつくられています。ふだんは気に留めない扉ですが、いざというときの「最後の逃げ道」として、とても重要な役割を持っています。

そもそも、なぜシャッターの横に扉が必要なのか

シャッターが閉じても人が出入りできるように

防火シャッターは、火事のときに炎や煙が別の区画へ広がるのを食い止めるための設備です。そのため、いざというときは開口部をしっかりふさぐ必要があります。しかし、ふだんの人の出入り口までシャッターだけにしてしまうと、閉めるたびに通れなくなってしまいます。そこで、シャッターとは別に横開きの袖扉を設けて、シャッターを下ろした状態でも人が出入りできるようにしているのです。「防火のためにふさぐ」ことと「人が通れるようにする」こと、この両立のために袖扉があると考えると分かりやすいと思います。

普段は「通用口」としても使われています

実際、袖扉は日常の通用口としても使われています。営業時間外にシャッターを下ろしていても、袖扉から出入りできれば、荷物の搬入や店内の見回りに便利です。「シャッターの横の小さなドア」は、ふだんは通用口、いざというときは避難口という二役をこなしている——そうイメージしていただくと、この扉の存在意義が見えてきます。

火事のとき、袖扉とシャッターはどんな順番で閉まるのか

先に袖扉が閉まり、少し間をおいてシャッターが下りる

ここが、今回いちばんお伝えしたいところです。一般的な連動タイプの防火シャッターでは、火災を感知する(または非常用のボタンが押される)と、まず袖扉のほうが先に閉まりはじめます。そして袖扉が完全に閉じきったことが確認されると、そこから少し間をおいて、シャッター本体がゆっくり下りてきます。順番としては「①袖扉が閉まる → ②少し待つ → ③シャッターが下りる」という流れです。先に横の扉を閉じてからシャッターを下ろすことで、開口部をきちんと、そして安全にふさげるようにしているわけです。

袖扉が閉じるまでシャッターが下りない「連動」の仕組み

この「袖扉が閉じてからシャッターが下りる」という動きは、袖扉が閉じたことを感知する仕組みとつながっています。裏を返すと、袖扉が半開きのままだと、シャッターは下りないように設計されているものが多いということです。これは、開いている扉にシャッターがぶつかったり、扉と本体のあいだに人がはさまれたりしないための、安全上の工夫です。「連動」と呼ばれるのは、袖扉とシャッターがバラバラに動くのではなく、互いの状態を見ながら順番に動くからです。

閉まるスピードはゆっくり|人に当たらないための配慮

もう一つ大事なのが、閉まるスピードです。袖扉も避難用の扉も、勢いよくバタンと閉まるのではなく、人に当たってもケガをしにくいよう、ゆっくり閉まるように調整されています。扉の大きさによって適切な閉まる速さは変わりますが、いずれも「人の安全を優先してゆっくり動く」のが基本です。防火シャッターは、素早く閉めるための設備ではなく、確実に、そして安全に閉めるための設備だとお考えください。

こんなときは点検を|袖扉やシャッターの不具合サイン

袖扉がきちんとロックされない・閉まりきらない

袖扉を閉めても上部でロックがかからない、あるいは閉じきらずに少し戻ってくる、という状態です。扉の建て付けのズレや、ロック部分の調整が必要になっていることがあります。ロックがかからないと、いざというときに扉が正しく閉じず、防火・防煙の役目を果たせないおそれがあります。

連動して閉まらない・逆に勝手に閉まる

点検や訓練のときに、袖扉が閉じてもシャッターが下りてこない、あるいは何もしていないのに勝手に下りてくる、といったケースです。感知や連動のための部品、電気のまわりに不具合が出ていることがあります。とくに「勝手に下りてくる」は、下にいる人や車にとって危険ですので、早めの点検が必要です。

ご自身で確認できること・やってはいけないこと

ご自身で確認できるのは、「袖扉の前や下にモノを置いていないか」「扉の動きが極端に重くなっていないか」といった、見て分かる範囲までです。一方で、連動のための部品や電気配線、閉まる速さの調整などは、専用の知識と手順が必要で、無理にさわると誤作動や事故につながります。ふたを開けて中を調整したり、動きを止めるためにモノをかませたりするのは絶対に避けてください。おかしいと感じたら、そのままの状態で専門業者にご相談ください。

「これは自分では難しそう」と感じられたら、無理をせずご相談ください。
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現地調査・お見積もりは無料です。業界歴17年の代表が直接お伺いします。

防火シャッター(防火設備)には定期的な点検・報告が必要です

一般に、法律で定期検査・報告が求められる場合があります

防火シャッターや防煙シャッターは「防火設備」として、建物の用途や規模によっては、法律で定期的な検査とその報告が求められる場合があります。対象になるかどうかは建物の使われ方や大きさによって変わるため、「うちは対象なのか」が分かりにくいところです。ご自身の建物が該当するかどうかは、所轄の消防や、点検の資格を持つ専門業者に確認するのが確実です。いずれにしても、袖扉やシャッターがきちんと連動して閉まるかは、定期的に見ておきたいポイントです。

危害防止装置は予備電源(バッテリー)で働く|期限切れに注意

防火シャッターまわりには、下りてくる途中で人や物に当たると止まる「危害防止装置」がついていることがあります。火事のときは停電していることも少なくないため、こうした装置は、停電に備えた予備電源(バッテリー)に支えられて働くものが多くあります。そしてバッテリーには寿命があります。期限が切れたまま放置されていると、いざというときに装置が働かず、当たっても止まらない、ということが起こり得ます。装置そのものは付いていて見た目に異常がなくても、肝心なときだけ動かない——という状態です。バッテリーは「壊れたら替える」ものではなく、「期限が来たら替える」ものとお考えください。人に当たると止まる仕組みの詳しい話は、下の関連記事でもご紹介しています。

気になる修理・点検の費用について

袖扉やシャッターの調整・修理にかかる費用は、扉の大きさ、不具合の内容、部品が必要かどうかによって、一つひとつ変わります。そのため金額を一律でお出しすることはできませんが、(株)若松シャッターでは、現地調査とお見積もりを完全無料で行っています。代表が直接お伺いし、その場で原因と概算の費用をお伝えします。実際にどんな作業にどれくらいかかったのかは、施工事例のページで、実際のご請求額を公開しています。ご相談前の相場感の参考に、ぜひご覧ください。

実際の施工事例はこちら:施工事例一覧((株)若松シャッター)

会社のことをきちんと確かめてから相談したいという方は、対応エリア・実績・会社情報をまとめた(株)若松シャッター 公式トップもご覧ください。どんな人間が現場に伺うのか、安心して判断していただけます。

よくあるご質問

袖扉は、ふだん開けたままにしておいても大丈夫ですか?

通用口として開けて使うのは問題ありませんが、いざというときにきちんと閉まる状態にしておくことが大切です。扉の前や下にモノを置いたままにすると、閉まる動きをさまたげてしまいます。ふだんから、扉まわりに障害物がないかを気にかけていただくと安心です。

火事のとき、袖扉とシャッターはどちらが先に閉まりますか?

一般的な連動タイプでは、先に袖扉が閉まり、それが閉じきったことを確認してから、少し間をおいてシャッター本体が下りてきます。開いている扉にシャッターがぶつからないよう、順番に、安全に閉まる仕組みになっています。

袖扉が閉まりきらないのですが、自分で直せますか?

建て付けやロック部分の調整には、専用の知識と手順が必要なため、ご自身での調整はおすすめできません。無理にさわると、かえって連動がうまくいかなくなったり、事故につながったりすることがあります。閉まりきらない・ロックがかからないと感じたら、そのままの状態で専門業者にご相談ください。

まとめ

防火シャッターの横にある袖扉は、シャッターが閉まっても人が通れる出入り口を確保し、火事のときには先に閉まって避難の助けになる大切な扉です。いざというときは「袖扉が閉まる → 少し間をおいてシャッターが下りる」という順番で、どれも人に当たらないよう、ゆっくり閉まります。ふだんはあまり動かさないぶん不具合に気づきにくいので、閉まりきらない・ロックがかからない・勝手に動くといったサインがあれば、無理に触らず点検をご検討ください。(株)若松シャッターでは、代表が直接お伺いして状態を確認します。

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株式会社若松シャッター 代表取締役 若松翼(代表イラスト)

この記事の監修|株式会社若松シャッター 代表取締役 若松 翼

18歳でシャッター業界へ、20歳で独立(2011年創業)。原点は、下請け時代に見た「修理をどこに頼めばいいか分からず、壊れたシャッターを使い続ける人たち」。信条は「お客様の問題が解決すれば、それが本望です」。業界歴17年、全現場に代表自らが直接対応。

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