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電動シャッターの開閉スピードが遅い原因|2タイプ別の劣化サイン解説

こんにちは!兵庫・大阪全域でシャッター修理・交換を行っている『(株)若松シャッター』代表の若松です。今回は電動シャッターの開閉スピードが遅くなってきたトラブルについて、17年の現場経験から分かりやすく解説します。

「最近、シャッターが上がるのが遅くなった気がする」「下がるのも昔より明らかにもっさりしている」――現場で本当によく伺うお声です。正直に申し上げると、ストップウォッチで測ればそこまで秒数は変わっていないことも多いのですが、毎日見ておられるお客様が「遅くなった」と感じられる時点で、機械側で何かが起こっているのは確かなんですよね。今日は電動シャッターの構造を「2タイプ」に分けて、それぞれの「遅さ」の正体をお伝えしますね。

「うちのシャッター、なんだか遅くなったかも」と感じておられるなら、無理に動かし続ける前に一度ご相談ください。お電話、もしくはLINE無料相談から、お気軽にどうぞ。LINEならシャッターの写真を送っていただくだけで、代表がだいたいの原因をその場でお伝えできます。

目次

そもそも電動シャッターは「2タイプ」しかありません

「遅くなる原因」の話に入る前に、まずシャッターの構造の話を少しだけさせてください。実は電動シャッターって、ざっくり言うと2タイプしか存在しないんです。これを押さえておくと、ご自身のシャッターの症状を理解しやすくなりますよ。

タイプ①:スプリング併用の開閉機付きシャッター

シャッター上部のシャッターケースの中に、開閉機(モーター)とバランススプリングの両方が組み込まれているタイプです。スプリングがシャッターの自重を支える「補助」をしてくれているので、モーターは「軽くなったシャッター」を巻き上げるだけで済む、賢い構造なんですね。

タイプ②:開閉機のみで動くシャッター

シャッターケース内に開閉機(モーター)だけが入っていて、スプリングの補助なしにモーターの力だけでシャッターを上げ下げするタイプです。シンプルな構造ですが、シャッター自重をモーターが直接背負う分、開閉機のパワー(トルク)がそのまま動作スピードに直結します。

ご自宅・お店のシャッターがどちらか見分けるポイント

正直に言いますと、お客様ご自身で見分けるのはかなり難しいです。シャッターケース(シャッター上部の箱)を開けて中の開閉機やスプリングを直接確認しないと判別できないのですが、シャッターケースの取り外しは脚立に乗っての高所作業になりますし、内部のスプリングは強い張力がかかっていますので、素人の方が触ると非常に危険です。

そこでおすすめなのが、LINEでシャッター全体の写真を1〜2枚送っていただく方法です。代表の私が見れば、シャッターの形状・サイズ・メーカーの特徴などから、ほぼタイプの見当がつきます。「うちのシャッターどっちなんだろう?」というご相談だけでも遠慮なくどうぞ。タイプが分かれば、これからご説明する「遅さ」の原因も絞り込めますよ。

タイプ①「スプリング併用機」が遅くなる原因|スプリングの劣化

スプリング併用タイプの場合、「遅さ」の原因はほぼバランススプリングの劣化(テンション低下)です。順番に解説しますね。

スプリングが弱るとモーターに負荷が集中する仕組み

スプリングは開閉を繰り返すうちに少しずつテンションが落ちていきます。スプリングがしっかり効いている時は、モーターは「軽くなったシャッター」を巻き上げているだけなのですが、スプリングが弱るとシャッター本来の重量がそのままモーターにのしかかってくるんですね。

モーターは本来想定していた負荷の何倍もの力で回らなくてはならなくなり、その結果としてスピードが落ちたり、苦しそうな動きになったりするわけです。負荷がかかったまま使い続けると、モーター自体の寿命も縮んでしまいますので、早めの対処が肝心ですね。

「上がる時だけ特にもっさり」が典型サイン

スプリング劣化の場合、特徴的なのは「上げる時だけ特に遅い」という症状です。下げる時は重力の助けもあるのでそれほど違和感がないのですが、上げる時はモーターがシャッターの全重量を持ち上げることになるので、明らかに動きがもっさりするんです。

「下りる時はスムーズなのに、上がる時だけ妙に時間がかかる」と感じておられるなら、スプリング劣化の可能性が高いですよ。

放置するとモーターの寿命まで縮む

「遅いけど、まだ動くから大丈夫」と放置してしまうと、過剰な負荷がモーターにかかり続けるので、開閉機本体の故障につながります。スプリング調整だけなら部品代も比較的軽く済むケースが多いのですが、開閉機ごと交換となると工事の規模が大きく変わってきますので、早めにご相談いただくのが結果的にお得です。

タイプ②「開閉機のみ」が遅くなる原因|トルクの低下

開閉機単独タイプの場合、「遅さ」の原因はほぼ開閉機(モーター)自体の経年劣化によるトルク不足です。こちらも順番に解説しますね。

開閉機の経年劣化で起動トルクが落ちる

開閉機の内部には、モーターと減速ギアが組み合わさっていて、長年の使用でモーター自体の出力(トルク)が少しずつ落ちてきます。新品時には100%の力を出せていたモーターが、10年〜15年も経つと80%、70%と力が衰えてくるイメージですね。

このタイプはスプリングの補助がない分、モーターの力がそのままシャッターの動きに反映されますので、トルク低下=動作スピード低下に直結しやすいんです。

「動き出しが遅い」「全体的にもっさり」が典型サイン

開閉機単独タイプの場合、上げる時も下げる時も全体的に動きが鈍くなるのが特徴です。「スイッチを押してから動き出すまでが妙に遅い」「上がるのも下がるも、昔よりワンテンポずれている」と感じる方は、トルク低下の可能性が高いですね。

放置するとある日突然動かなくなる

トルクが低下しているということは、モーターが本来出すべき力を出せていない状態です。この状態で使い続けると、ある日突然「スイッチを押しても全く動かない」という完全停止に至るケースが多いんです。お店の朝の開店時にいきなり動かなくなる、というのが一番怖いパターンですね。

動いている段階で見せていただければ、開閉機の交換だけで済みますが、完全停止すると緊急対応となり、お店の営業にも影響が出てしまいます。少しでも違和感を感じた段階でご相談いただくのが安心ですよ。

「重い」と「遅い」は別の症状です

よく「重くなったのと、遅くなったのは同じこと?」と聞かれるのですが、プロから見るとこの2つは別の症状として診断します。

手の抵抗感(重い)と動作スピード(遅い)は別物

「重い」というのは、シャッターを手で触った時の抵抗感の話で、ガイドレールの汚れ・スラットの変形・スプリング劣化などが原因です。一方「遅い」は、モーターが回転している間の速度の話で、上で解説した通り、開閉機やスプリングの劣化が原因なんですね。

手動シャッターでの「重い」症状については、シャッターが急に重くなった3つの原因で詳しく解説していますので、合わせてご覧くださいね。

緊急度が高いのは「遅い」の方

「重い」は外的要因(汚れ・歪み)でも起こりますが、「遅い」は基本的にシャッターの心臓部(開閉機・スプリング)の劣化が原因です。つまり「遅い」の方が、より深部の問題が進行しているサインなんですね。「ちょっと遅いかな」と感じた時点で点検しておくと、大きな故障を未然に防げますよ。

気になる修理費用について

「だいたいいくらくらいかかるの?」と気になりますよね。ただ、シャッター修理の費用は、症状の原因・シャッターの種類や劣化具合によって本当に大きく変わってきます。スプリング調整だけで済むケースから、開閉機ごと交換が必要なケースまで幅があるんです。

正確な金額をお伝えするには、やはり一度現場を見させていただくのが確実です。当社では現地調査・お見積もりは完全無料。代表が直接伺って、その場で原因を特定し、概算金額までお伝えしますので、ご安心くださいね。

実際の修理にかかった費用やビフォーアフターについては、当社の『施工事例』で多数公開しています。似たような症状がないか、ぜひ参考にしてみてください。

よくあるご質問

Q. 毎日見ていて「気のせいで遅く感じる」ことはありますか?

A. 正直なところ、ストップウォッチで測ればそこまで秒数は変わっていないケースも多いです。ただ、毎日見ておられるお客様が「遅くなった」と感じられる時点で、機械側で確実に何かが起こっています。気のせいだと思わずにご相談くださいね。

Q. 自分のシャッターがどちらのタイプか分かりません

A. シャッターケースを開けないと正確には分からないので、お客様ご自身での判別は難しいです。LINE無料相談でシャッター全体の写真を送っていただければ、代表がほぼ正確にタイプの見当をつけます。お気軽にお送りくださいね。

Q. スピードが遅いまま使い続けると壊れますか?

A. はい、最終的にはモーターが焼き付いて完全停止することが多いです。動いているうちに見せていただければ、部分修理で済む可能性が高いので、「ちょっと遅いかな」と感じた段階で一度ご相談いただくのが安心ですよ。

まとめ|「遅さ」はシャッタータイプ別の劣化サインです

電動シャッターの「遅さ」は、スプリング併用機ならスプリング劣化、開閉機単独機なら開閉機のトルク低下が主な原因です。どちらのタイプかが分かれば、原因の見当もつきますし、対処も早く打てます。

「うちのシャッター、なんだか遅くなった気がする」と感じたら、ぜひ早めにご相談ください。LINEで写真を送っていただくだけで、代表が原因のアタリをつけてお返事しますよ。

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